コンとか感想 7

舞台やコンの感想。増えてきました。
ネタばれあります。記憶は基本曖昧で、妄想過多です。
お気をつけくださいね。


Endless SHOCK 帝国劇場 2010.03/16 昼・夜の部
Endless SHOCK 帝国劇場 2010.07/07 夜の部







『Endless SHOCK』


■ 2月に1回 行けた時の感想を ミスって消してしまったので (゚д゚;)、3月16日の 昼 夜の感想をメインに まとめてみようと思います。

 初めて昼 夜を通して見ました。

 一日2回公演する光一さん、ヤラくん、植草さん 米花くん 町田くん、MADのみんな。そしてカンパニーのみんな&スタッフさんは ほんっと大変だ。観てるのも2回は疲れるのに、あっちは動きっぱなしだもんね。

 感想は 昼 夜混じってたり、間違ってたりするかも。ニュアンスでお願いします。




10周年、初の 1年に100回公演

 そんな節目のショックですが、変えたねーーー !!。予想以上の改変にびっくり !。
 セリフもちょこちょこ、今まで固定となっていたシーンも細々と変わってました。
 基本 <改良>、と呼べるものだと思います。
 ストーリーや人物の感情が 理解しやすく表されていて。


 あとは・・・・・・ストーリーかなv。
と 言ってはならないことを・・・・。感想の最後に、ちょっと そこについて思ったことを書いてしまいました。苦手な方は避けてくださいませ。m(- -)m







■冒頭、フライング中落っこちるコウイチ。

リカ 「でも、ケガがなくて よかったよねー」

 いや、ものすごい転落してますけど・・・。さすがコウイチ。
ヤラだったら 「どうしてくれんだよ!!。殺す気か?!!」
 って スタッフしめあげそうなレベルの過失。

 出を とちるくらいいいじゃないか・・・。
ヤラくんの出とちりシーンは分かりやすくなってるというのに、旧スペイン同様、光一さんを注視してると見損ねるぞ !。


■車を浮かせるシーン、以前は コウイチとリカ オンリーだったのが、コウイチ周囲に女性ダンサーが集って盛り上げてくれます。キャースゴーイ! みたいな感じで ちやほや感がいいです。

 あの車はいろんな部品を抜いてるんだろうけど、外側だけだと何キロくらいかなあ。本物っぽいけど ←ドアの開閉の感じ。
車の動きが けっこう早いのがすごい。そして糸が見えない・・・。どう吊ってるんだろうか。


■でもこのショー、小さな劇場でやるにしては大がかりだv。イリュージョンてんこもり。
 前バージョンでは「人気があったけど赤字」、みたいなことオーナーが言ってた気がします。




千秋楽の歌

 これが大好きーーーーー !。
ここから屋上くらいまでが、本当にみんなが仲良しで、それを疑ってなかった時なんだよね。

 つかのまの蜜月な時期。

 コウイチはヤラに抱きついてからかったり、屋上ではヤラの肩に腕を乗せて もたれかかったりします。
 このもたれかかり、不和になった時 ヤラはつきはなして一歩下がっちゃうんですよ。その差が寂しい。



 この千秋楽の歌は おのおの歌うパートがあるんだけど、ヤラくんの、

俺が踊ればパーフェクト !
〜 任せてくれよ !
〜 たとえ どんな時も俺は最高
!

  が大好き。ヤラっぽい !。

 彼はカンパニーはもちろん大事なんだけど、自分が一番なんです。
我が強い。トップになりたい、勝ちたい、好きな女の子もゲットしたい。有名になりたい。すごくなりたい。ワガママで自信たっぷり。

 目の上のタンコブの幼なじみのコウイチのことは、妬ましいけど嫌いじゃない・・・っていう。そこからの暴走・後悔・更正? と、作品の中で彼が一番 成長も含めて性格が固まってると思います。

 このライバル役。
演じる人によっては、トウマくんだと 弟色が強かったり (かわいい !。記者会見のコウイチを見つめる、小犬ですか ! てくらいのかわいさがもうツボでした)。 ツバサくんだと もっと神経質で繊細そうだったり (←彼だと天才と秀才の差、みたいなものも出てて良かったです。自分は完璧にこなしてるのに、コウイチより評価が低いジレンマみたいな)、ちょっとずつ味付けが違う、という感じで。

 ヤラくんはヤンキー色多めでv。
 ニシキドくんは どうなんでしょうね。彼だけ観た事ないんですよ。彼も年齢から甘ったれ弟キャラなのかな。


 ちなみにコウイチは、
〜 立ち止まらないで走り続けよう。
〜 みんなで作った今日の成功 ! やったね !
〜 最高のステージだったv 俺やるぜ !


 という感じ。


 リカはコウイチ好き好き ! ついてく ! て歌詞です。

 これが彼らの基本の立ち位置。


■ここのシーン、金管楽器の演者さんも まぎれて演奏しつつ演技もしてくれます。
歌まで一緒に歌ってくれたりもして、なんだかうれしい。喜ぶシーンも みんなと一緒によろこんでます。同じ感じで、石川直さんが歌ってると嬉しい。


■もうオバマさんフィーバーも過ぎたからか、歌が <Yes, We can !!> でなく、<Yes, My Dream !!> になってました。
 この歌、植草さんと光一さんだけが椅子に座ってて、まわりがふたりに集まってて、すごく微笑ましい。


■みんなが千秋楽のお祝いムードの中、もう 「俺は次を考えてる」 というコウイチ。
この人は いっつもこれだ。みんなが記事に取り上げられて喜んでるときも全然違うこと考えてるし。

 コウイチはみんなと同じところにいるのに、目はいつも先を見てるんですね。だから リカの想いもヤラの屈託も気づかないのかな。

 コウイチの、「シェイクスピアをやろうと思ってる」に対し、ヤラの、「お客が見たいのは華やかなショー !。シェイクスピアなんて !」 と意見の割れるシーン。
 私は ひそかにヤラくんに一票・・・ !。ナイスヤラ !。

 夜は、コウイチがヨネ&マッチーと腰回しダンスに夢中になってたので、
「コウイチ !、オイ、コウイチ ! 聞けよ !」 と困ってました。

 シェイクスピア、決して嫌いじゃないですけど !。あの独特の台詞回しも !。
だんだん癖になってくるような・・・。ふつうに言えーーーーー!! と思わなくはないけれども !。修飾語だらけなんだよね・・。


■ヤラに
リカ 「トモユキ、渡したいものがあるの」
 で 期待させといてモップを押し付け コウイチのもとに行ってしまうシーンで。

 残されたヤラがヨネに
「なんでリカが あんな攻撃的か分かるか?」
 と。セリフに『攻撃的』が入った !。
 渡し方がすごい乱暴なんですv。

 夜の部では鼻にガツンと当たってしまったらしく、
「真っ赤になってるぞ」 とヨネに心配されてましたが、
ヤラ「鼻血出たかと思った !」
 と驚きながらも元気に続けてました。それは愛じゃないよヤラ・・・。

ヨネ「おまえ、幸せ者だな」
 は、頭が幸せですね、のイヤミなのだろうか。



■装身具
 ヤラは指輪 (かな?)、リカはネックレス。
恋人でもないのに、ふたりとも重いよ・・・プレゼントがーーーー !。装身具は 基本 恋人か家族がプレゼントするもので、異性の友達や同僚から贈られたら ヒかれてもおかしくないよ ふたりとも・・・。
 ふたりともヤキモチ焼きで 一途な性格なので、くっついたら この二人うまくいきそうな似たものだわ。

 コウイチは 結局リカをどう思っていたんだろう。と気になります。
 もらったネックレスを ずっとつけていたけど、リカの気持ちに気づいてたのかな。
 もしそうなら、気をもたせる態度だよね。謎の人だな・・・。

 復活シーンでは リカに抱きつかれて うれしそうだけど、リカが特別、て感じじゃなく、女の子に抱きつかれてうれしい、という反応に近い気もするし・・・。

 このネックレスをもらうシーンの一部始終を見てしまったヤラが、渡そうとしていたプレゼントを後ろに隠して、ちょっと気まずそうに「よぉ」、て リカに手を上げるシーン。切ない・・・。リカも まずいとこ見られた! て同じく気まずげに挨拶を返して。

 たぶんヤラのこのプレゼントは渡せないまま、なんだよね・・・。

 コウイチが昏睡しているとき、チャンスだったのに彼はリカにモーションかけてないと思います。
 一番のチャンスだったのに。
コウイチがいなくなれば、と 考えたことがないとは思えないけど、いなくなるのも耐えられないんですよね。
 ヤラに殺意はなかったんだなと。
本人も言ったように、脅す気だけだったのに、こんなことになって ヤラもかわいそう・・・。この出来事は ふたりから消えないと思うので、リカとヤラは今後もくっつかない気がします。コウイチ亡き後のカンパニーも気になるんですけどね。


 ↓ちょっと想像してみた。

 ヤラはオンから植草オーナーのとこに戻ってきそう。また みんなで劇場をもり立てててく。
コウイチという中心に みんなが頼ってついてくというスタンスから、ひとりひとりが自立する感じ?。リカとヤラの関係も同志みたいなものに変わる気がします。

 コウイチは あのふざけた写真が遺影になってお葬式するかも。新聞記事の方の写真にしてーーー !。死後 何日の遺体になるのだろうか・・・・。

 遺品のネックレスはリカが持ってそう。オーナーは ちょっと元気なくなってお酒ばっかりになるけど、リカが ガンガン怒って酒を取り上げそう。



■屋上にて。
 公演も進んできたためか、アドリブがディープになってきてますv。今回 下ネタまで飛び出して仰天したよ。

◇ 昼の部
 明日はブロードウェイ見に行こうか ! の話題で、
マチダ「ウエストサイドが基本でしょ ! ウエストサイドが基本でしょ !」
と また2回言うブーム。

 みんなで話してるとオーナー登場。自分は誘ってもらえないことにスネます (でも普通 友達の父親は誘わんでしょv)。

植草さん「ウエストサイドが基本でしょ !」
 とマチダくんの言葉を繰り返してなごんでると、みんなが植草さんの腹周りを後ろからさわさわ。

植草さん「触ってんじゃないよ !。おまえら それ 東山だったら絶対やらないだろ !
 と怒ります。確かに

 逃げるみんなから光一さんをつかまえ、
植草さん「コウイチ、さっきおまえ一緒につまんだだろ !」
光一さん「とんでもないです !!」

 光一さん何度も否定しますが、絶対やった! と決めつけてます。

 またウエストサイドの話題で、植草さんバストサイズ物語はどうだろう、と。
道行く女性にバストサイズを計らせてもらうというストーリーのようです。
 光一さん 酔ってるからってやめてください ! と。

 この状態から オンブロードウェイへの誘いの話題 (シリアス) に よくするっとシフトできるなぁ。と感心してたら、

光一さん「(会場の) 大きいとか小さいとかじゃなくて・・・・・・・バストサイズじゃないですよ?
 と ちょっとひきずってました。



◇夜の部
マチダ「ウエストサイドが基本でしょ ! ウエストサイドが基本でしょ !」
ヨネ「すごい必死な顔 v」

 またオーナーのおしりをさわるみんな。
植草さん「誰だ !、俺のおしりをさわったのは !。誰だ !、俺のウエストサイドを触ったのは!」
と お怒り。

 逃げるみんなのうち、またつかまる光一さんに説教。
光一さんは「俺じゃない〜 !!。俺じゃないですよぉ〜」
 触ってないと否定するも、また信じません。

 ここに肉がつくのはしょうがないんだ。今 いい気になってても、お前もそのうちつくからな !。今は細くても !と。

 でもなぜか、
「でもいいや・・・・俺 光一なら許すよ・・・」 と急に優しく。

 そしてオンブロードウェイからの誘いの話題に行くと思ったら、

植草さん「お前と 相対性理論の話がしたいんだ」
 と。光一さんホイホイをしかけます。

 当然 くいつく光一さん、
光一さん「大事な話です !。相対性理論について考えると、世の中ってなんだろう? と思う」
 と アインシュタインの名を出すと、植草さんすかさずアイーンのまね。それは「そのアイーンじゃないです」と華麗にスルーし 話を続ける光一さん。

 自分が光速の中にいて鏡を持ったら、自分の姿は鏡に映るのか、という話題でしたが、植草さん飽きて終了。続きが ちょっと気になる。映るの映らないの?。


 さてオンの話?、と思ったら、
植草さん「万有引力って?」
 と また脱線。

 これのせいで 俺のお肉が下がるのか、と。それは重力、と話が重力へシフトしつつあったところで また植草さん「もういい」と終了。ところで引力でも間違ってないような気もしますが どうなんだろう。


「お前に言いたいことがある」
 と オーナーが切り出したので、今度こそオンの話かと思ったら、屋上の手すりの飾りの玉 を取ってしまった。と白状。
 大きいセットなので、部品が取れることにびっくり。取れるのかあれ・・・。

 光一さん、大事な手すりを壊されて苦情。
光一さん「子供のころから ずっとさすってたのに」
 と 屋上のシーンでいつも撫でてることを言うと、
オーナー「大きくなっちゃったv」
 と。

 突然の下ネタに、光一さん素で大笑いしてから
「酔ってる(役) とはいえダメですよ !」
「悪いこと言ってないよ〜」 ←反省してないv。

 で、この状態から ちゃんとシリアスに戻ろうと頑張ってました。
でもまた、

コウイチ「(会場の) 大きいとか小さいとかじゃなくて・・・・・・・・・・・・・」
 のセリフで また手すりの玉ネタに戻しちゃうオーナー。


 コウイチが去る際には
「頭を冷やして下さいね!!」と すごい忠告をする光一さんでした。

 SHOCKで下ネタ初めて見たよ !。植草さん恐るべし。




 屋上のアドリブ大好きですv。
ここはオーナーとコウイチというより 植草先輩と後輩光一さんな感じで。



■昼の部、翌日の公園待ち合わせに現れたオーナーはなぜか落ち武者ヅラ姿

 リカが冷静に
「なにやってるのよ」 とつっこんだのがおかしかったです。

 夜は、
コウイチ「遅かったですね」
に、二日酔いだと。
おべー、と 何度も吐いててみんなに逃げられてました。


■みんなが待ち合わせに来るのが遅い話題で、

コウイチ「何やってたんだ」

ヨネ「リカの化粧が長いんだよ !」 ←ひどい

コウイチ「女子は長いよな !。劇場のトイレとか見てみろ !。なんだありゃ !。なんだあの行列は !

 ごもっとも。じゃあ改善してくれーーー !。
女性 9.5 : 男性0.5 くらいの割合だからしょうがない。他の (ジャニ以外) 演目だとトイレ行列の密度の違いにびっくりだよ。何より満タンに人が入ってるしね。


 トイレに係員がついて「おひとり様右へお進みください !」「こちら手前へどうぞ !」 とガンガン誘導してくれるから、かなりサクサク行ってるけどね。
 待つのは嫌いだから ついビルを出て外行っちゃうけど。



■ヤラくんがリカを好き ! ていうの、いろんなところで出しててかわいそうなんですよね。

 街中でコウイチが ふと思いついたメロディを歌いだして、
「すてきな歌 !」
 と まっさきにリカが誉めた時もムッとした顔してました。←今回 初めて気づいた。

 コウイチは出演・演出・作詞作曲もできちゃうマルチなお人。ヤラはどうなんだろね。


■カンパニーの進退について、
コウイチ「みんなはどうしたい?」
 行楽地を選ぶお父さん?。

 ここではっきり己の主張をしないコウイチ。
結局 彼ははオフで毛色の違うシェイクスピアがやりたいのか、オンに行きたいのか・・。

 みんなの希望を汲んでオンに行ったら、シェイクスピアはできないし (そこを評価されて誘いが来たわけではないので) 実際やってないけど、コウイチの意志はどうだったんでしょうね。


■オンブロードウェイにひっさげた ショー・<ワールドアドベンチャー>
ワールド色が薄れてきてる最近・・・。内容は私的には好き度が上がってるんですが、ワール度は下がってると思う。

 アメリカ、アフリカくらいまでだよね。国っぽいの。
ギリシャの逆さぐるぐるなくなりましたね。ホッとしました。やっぱり危なっかしくなってたからな・・・・ロープまわすの。

 あれ、反対の向きにロープを回すと上の光一さんは回れない (すごく危ないらしい) と 聞いたんだけど、どうしてか理由がわからないので ずっと気になっている。

 あれをやって すぐに踊りに入れる光一さんが不思議なんですが。くらくらしないはずないけど、根性?。


■アメリカ
背景のブロードウェイの看板がリニューアルされてる ! よ ね?。
いままでなかった演目の看板がある ! 気がするーーー !!。そこまでじっくり看板見ないから確信はないけど。目立つ <レ ミゼラブル> は覚えてるけど・・・。

だって下で キンキラ金スーツ コウイチが踊ってるからね !。


■ハードなシーンの続く SHOCKですが、私的にアフリカ ジャングルのシーンのダンスは特にきつそう・・・。スクワットやってるみたいに、しゃがんで立って、の低い高いを繰り返すので、足にきそうだ。

 アフリカ、濃い煙幕たいて緑のレーザーが周囲を覆う中、ロープにつかまった光一さんが飛んで登場するんだけど、これ、ほんとに ふいっと現れる感じで好きです。
 煙と光で拡散されてる中、突然 光一さんの姿が浮かんで、客席に向かってくる感じ。真正面席だと驚くくらいです。


タップりタップのシーンの後、殴った光一さんに、

植草さん「ごめんね光ちゃん !」

 カ ワ イ イ !。

 リカまで申し訳なさそうにして ふたりこそこそ退散。 かわいい親子だ。


■旧スペイン、大好きだったんだけど (あれはアンダルシアの流れをくむ耽美ゾーンですから !)、新しいコンフューズ (あれスペインか?) があまりに良かったのでいいや という気持ちにもなる。素晴らしい !!。

 数メートルの段差から落ちての後ろ宙返りがなくなったんですね。
いやー あれよくできるなと感心しつつ怖かった・・。私には絶対無理・・・ロンダートもできないけど。

 コンフューズは、コンサートみたいに、「かっこいい」だけを追求したシーンと言えるよね。前のスペインもそうだったけど、ここはひたすらかっこよく! なんです。
 踊りや衣装が ちょっとマイケル入ってると思うんだけど、これ国どこなんだろ?。スペインなの? スペインかこれ?。


 衣装も一新v。
みんな黒スーツ(裏地銀色) に赤手袋。
光一さんは きらきらの黒スーツで手袋なし。裏地が真っ赤。

 両方とも超素敵 !。
MADは みんな背が高くてすらっとしているので、すごく似合ってました。

 やっとMADの子が分かるようになってきた !。みんなかっこいいですねv。
なにがあって 松崎くんがいじられキャラになったのか気になる。光一さんにパーカーのヒモをひっぱられて顔をかくされたりしてました。


 コンフューズは (←正式タイトル知りません)、もう・・・歌も踊りもカッコイイーーーー !!。
 これ、ヒロインがメイサちゃんの時に観たかったーーーv。やっぱり メイサさんのビジュアルは群を抜いてるわー。
現リカの方はかわいい系なんだけど、これは綺麗系のが似合う振り付けと衣装だ。


 しかしこうやって男性ダンサーさんと似たカッコしてずらっと並ぶと、光一さんて顔小さいなあ・・・と しみじみ思う・・。

 なにをどうコンフューズしちゃったのか、最後は拳銃を渡されて こめかみに突きつけて自殺。
 この反動で、ほんとはジャパネスクはハッピーエンド予定だったんだね。そりゃそうか。

 一幕が自殺、二幕が賊に襲われ殺されるでは、それなんて鬱なショーですか。



■コンフューズの後、自殺して倒れたまま幕間に。

 掃除のおばちゃんに邪魔にされるコウイチ。気持ちが入りすぎて寝たまんまらしく、ようやく起き上がります。
 銃を向けてしまい おばちゃん悲鳴。「小道具だよ、大丈夫」に「お豆腐 ?!」 と 訊き間違えるおばちゃん。

「おばちゃんどこから来たの?」の質問には、昼 「家から」 夜 「袖から」 の答えでした。袖からに すごいウケてました。そりゃそうだ。


「冗談じゃねえ何やってんだよ !」

 と ヤラがぶちキレて登場した時の植草さんの返事? は、

昼「すみません !、俺の生き方ですか・・!?」

夜「すみません !、松崎ですか ?!」

 でした。松崎くん「俺ェ ?!」て顔してたのが おかしかったです。あなたじゃないですよv。誰も否定してあげませんが。


 しかしこのシーンのヤラは完全にチンピラだ。


楽屋
 以前のSHOCKでは衣装を脱いだタンクトップ姿で 劇中一番のモメゲンカをしてましたが。

 今回はコンフューズの衣装のまま、ジャケだけ脱いだ状態なんですね。

 こんなエロ衣装着て シリアスにケンカされても・・・・・!。

 あの腕のスケスケ感、ボタン開けすぎな胸元。キラキラなシャツアンドパンツ。
 ちょっと そっちが気になっておもしろいです。そしてこのシーンのコウイチは なぜこうもカルシウムが足りないんだ・・・。

鷹揚なリーダーと、厳しい副リーダー、という役割で ふたりはうまくいくかな、という気もしますが、ヤラはそれじゃ満足できない人なのです。


激昂したコウイチの
「お前はもうステージに立つな!!」に、
「コウイチ、落ち着こうよ !」
 はマチダくんかヨネ?。もっともだよーーー !!。
 今 コウイチはRPGでいうとバーサク状態



「その前に分かれってんだよ !!」
 は あまりにもチンピラ。

 コウイチの「ダメならほかの方法を取りなさい」(意訳)に 「はい。だから僕は裏に回ろうとしたんですが・・」(意訳) と答えたら 「その前に分かれってんだよ !!」ですよ。

 いつもこのシーン、え、ヤラ そんな怒鳴られることした? と同情する。おおらかなんだかヒステリックなんだか分からん !。インペリアルガーデンシアターデビューストレスでイライラしてたのか?。


 けっこう、ヤラも間違ったこと言ってないんですよね。
 オンに招待されたときも、「オンの先を考えなきゃな」と達観した風なコウイチに「いや、まだそのオンにも行ってないんだぜ?」って、確かに言いたくなるもん。

 宝くじに当たりたいなあ、という話題で、税金取られることも考えないとな、て言われた感じですよ。いや、まだ当たってもいないから ! 買おうと思ってただけだから !! みたいな。ところで税金はたぶんとられません。


 先を見すぎていて ちょっと不思議ちゃんなコウイチ・・・。
 自分の命が短いことを本能で知っていて、それで生き急いでいたのかもですね。



合戦
山賊ヤラくんは素晴らしいよ。ほんとに良く似合う。今後 ライバル役がヤラくんじゃなくなっても、この山賊路線を継続してほしい。

 構え、表情、動き、とても大変な殺陣の中で すごく細かく演じてる。


クレイジーっぷりを !。


 敵対するコウイチとヤラ。
台から同時に降りて着地するシーンも、着地の仕方まで違うんですよ !。
身体に力が入ってないみたいな、デロンという気味悪い動き。イメージは漫画『シャーマンキング』のトカゲロウみたいな・・・ってこの例え伝わらない・・・。

 光一さんがシュタッとかっこよく着地する正統派武士スタイルなので、その違いも出てて良かったです。
 しかし武士は鉄砲に弱いな !。



殺陣
 慣れたふたりなので、刀を振るうスピードがすごいです。もちろんほかのみんなも。
ひとりじゃできないことで、もちろんほんとの剣ではないけれど、人に向かって振るうのはほんと恐いし大変だと思う。
なのに振り向きざま刀を合わせるとか、避けて攻撃・避けて攻撃の連続とか、乱戦とか、ものすごいタイミング大事な振りが連発で、見ててドキドキします。

 上戸彩ちゃんが 映画『あずみ』の殺陣撮影で病院に行くほどに でこを強打され大変だったとテレビで話してたけど、ほんと、当たってもおかしくない勢い。

 そしてヤラくんのケリはやっぱり当ててるよね・・・・?。前から思ってたけど、たまたま当たったんでなく、当てる前提なのだろうか?。
 このあと階段落ちするわけだし、そんなん気にすんな★ なんでしょうか。←慣れると階段落ちはそんなに痛くなくできるらしい。何百回落ちたらその境地になるのさ・・・・・・(700回公演のうち、落ちが始まったのはエンドレスから?)。


■コウイチを刺してしまった時から、ヤラは正気に戻ってた気がします。目が覚めた。

 血塗れのコウイチをみて、ガクンと膝から落ちて呆然と両腕で頭を抱え込んだヤラの姿が いつもかわいそうでならない。
彼が悪いけれど、ここまでなるなんて思ってなかったのにね。


■光一さんが客席通路に降りる。

 のは 2回ですが。
全部楽しいシーンではない。(2階席に飛んで着地してくれる時もそうだ)。シリアスシーンで。

 鎧姿の時は早足、ヤラに会いに行く時は走って、なので、私の近くのお客が 「はやっ・・・」と つぶやいてたよ。気づいた時には もういない感じ。

 慣れてくると、こっちから登場するな、とか視点の置き場も分かるけどね。上から登場する時なんかは ぐいって上みてる人がけっこういて、あ、そうかそっちにいるんだっけ! と思い出したりする。



ロミオさん

苦い導き手」

「来い !、嫌な味の案内役 !」


 ロミオは苦いものが苦手なんだな。子供?

 飲んだこともないのに 『ああ もう、毒 苦いだろうな・・・嫌ぁ・・・ !』 と思ってるロミオがかわいい。

 ロミオの死に方とコウイチの死に方(倒れ方) って一緒なんだね。あれが一番楽な死体の寝方なのだろうか・・・。それか、かっこよく見える寝方?。

 何度みても、ロミジュリは あと5分待て ! と言いたい。ふたりとも思い切り良すぎるんだよ・・・。こういったすれ違いドラマ、ケータイのある今 解決できるものが多いな・・・。



■病院にいるはずのコウイチ登場シーン。

 ちなみに2月観劇の記憶

「男と女の・・・革命? なんて俺には言えないよぉ・・・恥ずかしい・・v」
 と台車の中で ぶつぶつつぶやいて登場。

 <滝沢革命> のあの名ゼリフ? が印象深かったらしく、何度も言いかけてやめてました。
そして革命に行った私からすると、セリフけっこう間違ってた・・・v。光一さん観に行ったんだよね?。



◇マイケルの声マネ 「アーォッ !」 と叫び、その後「ドンマイケルv」と。

台車に乗せて運んでくれた作業員さんに「○○?」と恐らくF1選手?の名前で呼ぶ。似てるのかな、マリオみたいなヒゲつけてる方。

 マチダくん「コウイチ?!」 と叫ぶところを「マイケル ?!!」 に置き換え。
ヨネハナくんが「コウイチじゃねえか !」と ちゃんと呼び直してました。


 リカに抱きつかれてる状況を
「これはアレだ・・・・子供は見ちゃいけない・・・」 と ごにょごにょふたりに説明。リカが離れないでコウイチが歩いてもゾンビのように くっついてくるのでみんな笑ってました。

 ステッキを渡すときのマチダくん「コウイチが一番 !、ステッキ !!」でした。



◇「ハァイ光ちゃんでぇす !!」
 と 登場。

 また作業員の人がその選手に似ていると話しだす光一さん。
「90年代に・・・」と 滔々と語りだしたところで
リカ「興味ない」

 台車から出るのに苦労したけど扉を開けてもらって あっさり降ります。

 死んだはずのコウイチの登場に呆然としているリカに、どうしたんだよ? といぶかしんで、
コウイチ「こういうときはさぁ、後ろから ぎゅうっと きちゃったりなんかして、『バカ ! ! コウイチ ! もうどこにも行かないで !』 て 『お前・・・どこにも行かないぜ・・・』 みたいな、」
 と 言いかけのところで ほんとに抱きつかれて喜んでるところにマチダ&ヨネ登場。
「タイミングわるいなあ もう」と。

マチダくん「シューマッハ ?!」
 と 呼びかけでした。
話題に出てた○○さんはマチダくん知らないっぽい。
私も 光一さんが口にしたことで 『アロンソ』 『ライコネン』 といった選手名を知ってるけど、顔は見たことないし。

 抱きつかれたままだったので、リカと こんななってるのは万有引力のせいだと説明していました。

 そう誤魔化すとき いひひ と変な笑い方をしつこくしていたので、
ヨネ「コウイチ・・・・・頭はアレみたいだけど、もう (身体は) よくなったのか」
 と。

 それをヅラのことと勘違いする光一さん。その会話で いきなりヅラの話するはずないv。


■ヤラ達と和解して、もう一度一緒にショーをやろう、という話になったとき。

コウイチ「俺達の生まれ育った あの劇場で・・・」
 という辺りでオーナーをじっと見て、オーナーも じっと見返していて、ふたり無言でうなずきあう、というシーンがありました。

 そりゃ無断で人の会場で「やろうぜ !」 とは言えないなあと思うと同時に ふたりの和解もあってよかったと思います。ここはもともと そんなにこじれてないけどね。

 自分が見つけて育てた原石を こんなに早く失ってしまった、オーナー側から見た苦脳も相当ですよね。
自分のできなった夢を勝手に託していた相手でもあるので。
最後の 「ありがとう」 で彼も思いが昇華したのかなー、と ちょっと思ったり思わなかったり。


太鼓シーンの歌
 新シーンv。
ヤラとコウイチが向かい合って歌うあの歌、ちょっと民謡? というか与作? というか。
すごい好きなんだけど、あの曲のジャンルは何?。


ヤラくんとの仲直りイベント
 そっか・・・今までのSHOCKはこれが不十分だったんだ・・・・ ! と目からウロコの思いですよ !。

 そうなんです、コウイチの死を知って、和解し もう一度一緒にショーをやろう ! で その後 実はあまり からまないままコウイチが死んでしまうんですよね。

 それを、ショーの中で一緒に並んで 太鼓叩いて歌って、最後 笑いあう。このシーンは なんだかほんわかします。
 はける前に、ヤラくん もう一回満面笑顔でコウイチ振り返ってから駆けてくし !。

 幼なじみ全開!。もう なにこのむつまじさ !。

 また太鼓だから。男の友情 ! てのが出てて良かったです !。

 このシーンは本来は石川直さんと光一さんが ペアでやってたものなんです。
 石川さんは もちろん太鼓のプロで、ゲスト出演してくれてるわけですが。

 でもストーリーで考えると、直さんはブロードウェイ近くの公園でコウイチが見かけて興味をもったドラマー、という役なんですよね。カンパニーの人間じゃない。ここは、コウイチが命をかけた最後のショーなので、やっぱりコウイチとヤラ、コウイチとリカ、カンパニーのみんな、に 重点をおかないと、と思います。
 直さんは大活躍で かっこよかったですが、並んで太鼓をたたき、最後に ここで笑いあうのはやっぱりヤラだと思います。



傘もってフライング
 これまた新しいシーンですね。
まあ メアリーポピンズねv、なんて のどかなものではない (気がする)。ワイヤーが傘についている (気がする)。ということは自力で傘の柄 持ってるだけでフライングしている (ような気がする)。

 こ ・ わ ・い !!!。

 ワイヤーが片手で持ってる傘の先にしか ついてるように見えません !。え、傘 離したら終わりですか? 近い席ではないので見えなかっただけだと思います。が・・・ リボンフライングより怖いーーー !。
 普通にふわーっとして ゆーらゆーらしてますが、万が一 腕力オンリーだったら嫌ーーー !。リボンフライングは完全に腕力オンリーだけどね !。

 前に何かテレビ? で、両腕だけで身体を支えて飛ぶ時、両腕の筋肉(血管だったかも?)が ぶちぶちぃって切れる音がする、と 光一さん言ってたような。

 しかも、ぶらさがるのでなく、引き上げる姿勢ですからね。そりゃ腕も悲鳴をあげるわ。
 ちなみに普通のフライング (ピーターパンみたいな) も、身体は一点しかワイヤーで吊ってません。背中の真ん中。
 だから、飛行姿勢は筋肉で保つんです。優雅にマントをなびかせ、すっと足をのばしたフライングは、身体中の筋肉総動員という・・・・・・ピーターパンと違って 人は浮力がないからな・・・。

 さらに、フライングしながら天井から吊った梯子に捕まるというパフォーマンス。
 あれも、見ているより はるかにきつい感じがします・・・。
 あれの光一さん、かなりつらそうに見える。梯子につかまって とりすがるのはやっぱり腕力だしな。正直、フライングから太鼓に休憩なしでいくのは ちょ! 筋肉いじめですか ?! と心配。


■白衣装。みんな白衣装。
オープニングとエンディングに流れる <CONTINUE> は ほんと素敵な曲。光一さんは羽がなくても飛べると思うんだ・・・・・・ワイヤーがあれば。布があれば。ロープがあれば。


 ああSHOCKが終わるな、と感じさせるまっ白衣装。黒の喪服じゃないけど、コウイチのお見送りです。

 しかし、なんでいつも光一さんのは ぶかぶかなんだろう?。気になるーーー !。

 理科の白衣みたい・・・。
袖も長すぎて、甲がほとんど隠れてるし、だぼっとしてる。MADとかみんなジャストサイズなのに これはいったい・・・。
 全体的に光一さんの衣装はゆるめに見えます。脱ぎ着しやすさの関係?。
光一さんの衣装じゃないんじゃ?てくらいゆるそうです。


「走り続ける (俺の) 背中を見せることが、みんなをつなげることだと思っていたんだ」

 や、やっぱりお父さんーーーー?!。
「でも、俺は みんながいたから走ることができたんだ」

 こんな感じもお父さん。子供を助けているようで、俺が助けられてたんだ・・・・!みたいな。

 みんなより ちょっとだけ年長なんでしょうね。オーナーが植草さんになるまでは、オーナーより上だったもんね。


■好きシーンのこと
もちろん見所は数知れないわけですが、オフの千秋楽 (仲良し最高潮 !)・ セメタリー (ゾンビの衣装がリニューアルされてる!。ヨーロッパ貴族のゾンビらしい。光一さんに たかって、でも ぶあっ、と 追い払われるシーンが好き)・ 記者会見シーン は特に好きです !。あとスペイン・新スペインも。

 記者会見シーンは コウイチを囲む記者の人たちも すごいいい感じ。驚いてのけぞって、それでそれで? て前のめりの繰り返しでかわいい。
 最後に背をそらしてゆっくり上体を回す振り付けも好き。



お辞儀ーーー !!。

 カーテンコールでいつも思う。誰か 光一さんのお辞儀 直してくださいよぅ !。

 両手ぶらりでお辞儀するのは、光一さんと 植草さんと 石川直さんくらいですよ !・・あ、みんな上の人だな・・・誰も言えないのか?。

 光一さんのお辞儀は両手がだらんと脱力してて、ああ お疲れだ・・・お疲れさまでした ! と思うくらい げそーん としてる。
ヤラくん達 後輩は みんなカチッと深くお辞儀してくれて、とてもいい感じです。いや、光一さんが悪い感じというわけではなく !。


ご挨拶
 カーテンコールの後のご挨拶にて。


 10年とか そんな感覚はない。
その年、というより、その公演ひとつひとつ、全力でやってきた。

 でも こうして続けてこれたのは出演者やスタッフ、見に来てくれるお客のおかげ。
このカンパニーなら大丈夫だと思う。

 3月の公演のあと少しと感じる。

 100回、も こうして一回一回、を続けることで通過するものなのかもしれません。




 と。

 立派すぎる・・・・。

 『全力でやった』 と言えるものって素晴らしいと思います。
そして口だけでないことなんて みんな知ってます。
だからこそ重みのある「全力」

 激しい運動、危険のあるパフォーマンスをやり続けていく。ものすごい集中力と自己管理のたまものと思います。
舞台の改変があっても、楽に、という方向に決して行かない。

 そうして こつこつと積み上げていくことに力を注ぎ、その結果としての帝劇単独主演トップや、700回公演達成10周年と。確実に、積まれてるわけですからね。


 もう素晴らしい しか言葉がないです。
あ、あとDVD出して下さい10周年振り返ろう、リョウくんもいるよ !なやつを。


 700回のことは覚えてたのに、記念の会見のワイドショー見損ねた・・・・・・・。今年もぬかりだらけで行きそうだ私。


 気づけば 50キロバイト超えでした・・・・・・・・・(;´д`)
こんな長文におつきあいくださった方、ありがとうございました!。














↓以下、ちょっと毒かもしれないです。
私が SHOCKに思ってしまうマイナスなこと。基本マンセーですけどね !。
















 改良が重ねられ、ますます素晴らしいものとなっていく SHOCK。
ストーリー部分は 基本手つかずですが、エンドレスの設定のまま ここを根底からいじくるのはもう難しいのだと思います。

 分かっていても人物の性格に一貫性がないところが気になります。みんなの頑張りとクオリティが上がってるから余計に。もったいないという気持ち。

 ストーリーの流れにもっていくためゆえに キャラクターの方が合わせざるをえない、という。

 話もキャラクターもトンデモでいいんだ全然。
帝劇で光一さんが見られるだけでもう ! てのがすべて !。


 それでも、ストーリーよりも人物に重点をおく私としては、


< ここで不仲にならないといけないから 急にキレてケンカする >


< ここで解決しないといけないから いきなりリカがコナン君のごとく大活躍 >


 コウイチやヤラやリカがそう行動せざるを得ない、ここが残念なんです。



 人物で特に違和感を覚えるのがコウイチとリカ。

 コウイチは毎回 感想でつい言ってしまってる気がするけど、人格がまとまってないんですよ (アドリブシーンは含まず)。

 ストイックな舞台人であり、出世や欲よりストイックにパフォーマンスにこだわる姿。カンパニーのリーダーで、みんなを導いていく姿。
 ヤラのときどき見せる我の強さを上手にいなすこともできるのに、なぜかオンブロードウェイではキレるキレる。いつも互いに競争し挑発して伸びてきたふたりなのに、ここにきてどうしちゃったの、と。舞台の魔物のせい?。かな。

 でも、

「俺は・・・オンでもオフでもいい」 と場所を選ばず、舞台に臨みたい真摯な姿と、

「そんなにやりたきゃやればいい !。俺抜きでな !」
 べ、別人・・・・・。

 コウイチにも、オンは早すぎたということ?、オンもオフも関係ないと言ってても、場に圧倒され我を失った?。いや、そんな人には見えないのになあ。
 と、主人公なのに感情に ついていきにくいんです、コウイチ。だからジャパネスク前の楽屋ゲンカに毎回 ア然。


■リカもね。
改善されてると思うんです。オーナーが父親、という設定になって、より彼女の位置もはっきりした気がする。

 悪ノリ父親が乱入しちゃったショーでの大ゲンカや、ヤラに対しての強気であしらう態度。酔っぱらいの父をいさめたり、消沈する父を慰める態度。

 すごくリカという子の性格が出てきたと思うんです。

 こんな子が、「ずっと光一についてく。今までもそうしてきたし、それしかわかんない」 子ではないと思うんですよ。
 光一を盲信してるのはわかるんです。だから空気読めないくらいコウイチを誉めたたえ、ヤラを邪険にする。
 みんなといても すぐコウイチのそばに寄ってっちゃう。

 そんなリカが、コウイチを刺すことで現実に向き合うという道を選択しないと思う。彼と決別する道を選ばないし選べないと思う。
 ましてや、あんな大上段にみんなに説教かますこともしないのでは。
 と、感じます。

 ラストのヤラ達に
「私たちは前に進まなきゃいけないの !」 なリカなら、ただ ついてくついてく ! て子ではないと思います。一年たってるとはいえ、どうしてそう「成長」できたかがわかりません。


 ↓推測
 コウイチが昏睡状態。→悲しみに暮れる。→ でも舞台は続けないと (父のホールなこともある) →でも花形のコウイチとヤラが抜けて会場は閑古鳥。→でもがんばる。で成長。
 なのかな。コウイチに頼りたくてもいなかった時間が彼女を強くしたのかも。

 しかし彼女が コウイチにナイフで襲いかかるシーンは いつも覚悟しててもビビる。迫力の効果音・・・・。あの音怖い・・・。





















『Endless SHOCK』


■7/7夜の部みました。
とりいそぎらくがきですが。萌えました!。鎧は記憶のみによるものなので、かなり違います。



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モドル