□■■ 蛇足なあとがき ■■□



 本当に長い時間がかかってしまいましたが、なんとかENDマークがつけられてホッとしています。
最後までおつきあいくださった方、本当にありがとうございました。

 話の筋は最初に考えていた通りで、結末も変更はなかったのですが、筋は決まっていても書きにくいところや、推敲しても推敲してもミスや違和感がなくならなかったりで、本当にちまちまちまちまとした歩みとなってしまいました。

 サイト用の小説として、この長さのものはもう書かなそうな気がします(そこまで長編でもないですが。普段SSばかりなので)。
 そのくらい、『ホイッスル!』と『バトルロワイアル』の組み合わせは私にとって魅力的でした。小説設定と映画設定ちゃんぽんだったり、いろいろ消化不良ではあるんですが。終わった記念?にまた原作とインサイダー読み直そう・・・。
そういえば、映画バトロワ1、去年リバイバル上映(3D)してたんですってね・・・知らなかったよ・・・!!。もっと大々的にCMしてくれ。




 以下、蛇足ですが、少し語りや補足など。
バトロワ1&2の原作・映画のネタばれを含みます。ご注意ください。






水野竜也 (初期武器・ショットガン)
 大好きな原作から、
・七原秋也のヘタレっぷりとモテっぷり。
・琴弾加代子のモテっぷりとドンカンっぷり。
・千草貴子のスタート時走りっぷり。
・中川典子のナイトと幸運に守られっぷり。
 などイメージをお借りしてます。(琴弾であり千草ってスゴイ・・・)。

 活躍しない主人公。基本的にヒロイン。モテモテです。

 中川典子みたいに、「生き残るけど誰も殺さない」を最初目指してたものの、挫折・・・。(でも典子ちゃんも原作では大物ひとりやっつけてますね)。

 ゲームに生き残ったのは自力でなく他人の力。
シゲと三上から受け取ったものを返せなかった彼はその後、プログラムと政府をつぶすべく頑張ります。ワイルドセブンみたいな組織をたちあげてリーダーに。ここでも専門的なことはあんまりできないリーダーだけど、仲間に恵まれてなんとかやってます。サッカーは目的を達成するまでお預けかな。

 シゲと三上がいなかったら、序盤か中盤で誰かに殺されてたと思います。

 ラストでピーピー鳴っていたのは首輪の爆破アラーム(映画だとピッピッでした)。
水野は気づいていませんが、三上を探して突っ走っているうちに禁止区域に普通に入っちゃってました。











藤村成樹 (初期武器・五寸釘)

 特にイメージキャラはなし。ただ一途に、体はってたつぼんを守って欲しいというのが彼のテーマ。原作でのたつぼんソデにしっぷりの仕返しで、命をかけて謝りに来させてみた。水野以上に根に持ってる私。

 つい殺しちゃってますが、シゲは順当にいけば優勝候補だと思う。ゲームにのるかおりるかは微妙だけど。三村くんみたいに脱出をひらめくタイプかも?。

 ゲーム中、たつぼんと比べずっと落ち着いてるのは、覚悟する時間がたつぼん達選抜メンバーより長かったから。事前に状況を知って、自分で選択しての参加なので、一歩先を行ってます。

 ただ、武器運はあまりない。五寸釘って・・・・・・。
この人は自力で運を切り開いていくタイプで、基本は不幸体質な気がします。


 ちなみに、ゲーム開始時、出発前にきちんとたっちゃんに伝言してました。カザの死体に別れの挨拶もしました。西園寺監督に軽いイヤミもはなってました。ボーっとしてたたっちゃんは気づいてくれませんでした。一人称の限界でした・・・。
 一人称好きだし書きやすいんですけど、情報量とか、空白が出ちゃうのが難ですよね・・。水野の見たもの聞いたものの情報しかないので、大多数のメンバーが理由不明で亡くなってたりします。







三上亮 (初期武器・長銃) 

 イメージキャラはもちろん杉村弘樹。
『人生最後の3日間なら、好きな子に会いに行く
ロマンチストっぷりをもらってます。このキャラを三上にしたのは、まさに趣味という気がする・・・。

 ちなみに、杉村くんイメージを入れないなら、三上は自分だけが生き残るためにゲームに参加するタイプな気がする。でも最後までは残れなそう。やっぱ彼もヘタレだから。

 彼が単独行動でもかなり生き延びたのは、武器運が強かったから。

 最初に支給されたのが銃。その後会った誰かを殺してバッグから奪ったのが赤外線スコープ。黒川から探知機。これのおかげで先手を取りつつ戦って、かなり広い範囲をうろちょろしてられたはず。
 ほかにも道中スカもひいたかも知れないけど、当たり武器ゲットに一番成功してます。

 出席番号からして、まず水野に会えそうだけど、出た瞬間からトラブルに巻き込まれて(ほかの生徒に襲われて)逃げてます。ほとぼりさめてからいろいろ考えてゲームに参加。水野探しの旅に出ます。

 ラストは椎名と相打ちでした。







真田一馬 (初期武器・サバイバルナイフ)

 笛原作のヘタレっぷりが愛しくてならないです。顔も好き。名前も好き。エリートっぷりも好き。単純っぷりも好き。制服姿もホントにツボです。ブレザーっっっ!!!。カワイイ!!りりしい!!。もっと出番が欲しかったよ!。FWとMFは人数多いからな・・・。

 バトロワは、いたいけな制服の中学生が武器持って殺しあう・・というのが痛ましくもあり魅力だと思うので、いくら合宿といえどみんな制服で集合。フツウに考えるとジャージなんだけどね・・・(ジャージでサバイバルなんてイヤー!)。

 バトロワ界に郭・若菜なしの状態で放りだされたら、一日もたない気がする・・・
猜疑心はあっても突発事態への機転とかきかなそう。武器運もなさそーだ。

 でもU-14は若菜に会うのが至難ですよね・・・。出席番号順出発って、けっこう不公平。(原作だと、クジひいて出た番号の人を一番に、あとは名前の順だったような気も←ウロ覚え)





藤代誠二 (初期武器・ハリセン?)

 東京選抜でバトロワやったら、順当にいくと優勝者はこの人だと思う。大本命じゃないかな?(対抗が翼・シゲとか)。というわけで狩る立場として登場。

 積極的に戦闘に出るのは、映画の桐山和雄のイメージで。
なので、藤代くんも最初に渡された武器はハリセンのごとくかなりスカ。自力調達しております。たくましく。殺した相手のバッグあさりとか平気でやってます。

 作中、始末した人数を「〜体」や「いくつ」と数えてたり、殺したと言わずに「やっつけた」的表現を使ってるのは、かなりゲーム脳で参加してるから。という設定があったりします。

 良心の呵責はゼロ。そういった概念なさそーなトコは、小説版の桐山和雄のイメージで。

 桐山がとにかく好きすぎて、で藤代も好きなのでこんな藤代にしてしまいました。桐山&川田はチート過ぎるよねぇ。



郭英士 (初期武器・銃)

 『好きキャラをどこで殺すか』、というのがバトロワパロを書くヒトの一番の悩み所であろうと思うのですが。
好きキャラだからこそなまじな殺し方はしたくない・・・という変な愛が。

 水野と会わせたかったものの、その場合真田&郭と同行になっちゃうため(シゲと郭が組んだら優勝してしまう・・・)、泣く泣く2日目で死亡。

 順当に行くと彼も勝ち組にいる気がする。

 ただ、藤代&シゲ&翼とかに比べると情に弱そう(U-14にのみ)で、そこを足引っ張られてしまうのでは?。という気が。
 なので優勝までは行けなそう。

 鳴海に殺されてるけど、タイマンならどうだろう。策を練りそうですからね彼。真田をかばったため手負い状態で戦って負けました。




 メインの人たちイメージはこんなカンジでした。
書けたらシゲ視点と、渋沢キャプの話も書きたいです。







 本当におつきあいありがとうございました!!。
イダクルト 2011/10/14 (金)









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