ドラクエ7 日記


スタート

 てワケで本日スタートしました『ドラクエ7』。
おいおい今さらかい、と言われようとしょーがないっス。ちょっと前まで『ペルソナ2罰』にハマりまくってましたから(今も継続中だけど)。
 しかも借り物だしね(笑)、ごめんよドラクエ。


 私はゲーム雑誌系をまったく見ない人間なので、天下のドラクエといえども なんも情報を持ってないとこからスタート。
 一応 『3』『4』『5』シリーズはクリアしたんだけど。その時の印象で、ドラクエってコドモ向けで、謎解きなんかもカンターンvv、というイメージがあった。

 甘かった・・・。

 それについては後ほど述べるとして、まずゲームスタート。
うーん・・・正直言ってけっこう退屈 ?、と思ってしまいました。
 最初、ムービー出てくる辺り、「おおドラクエも変わったなー」って感動したけど。

 のどかで、モンスターがどうの、なんて始まりじゃないのは別にいいんだけど、とにかくあっちいってこっちいってのお使いばっか!!。ヒトの話にばっか耳を傾けてさー。

 視点グルグル変えんのもメンドく感じましたね、慣れると大したことないんでしょーが。
 ツボとかぶん投げられるのは、なんか『ゼルダの伝説』みたいでなつかしーっす。



 でも、仲間ができると、とたんに連れ歩くのが楽しくなりますvv。
なんたって会話できるんだもん!!。

 最初にくっついてきてくれるのは女の子のマリベル。
ゲームパッケージ見たときはお子様なのかと思ったら、主人公にえらい口聞いてくれたので、タメくらいなのか?。
 ワガママな子は好きなので、イヤミ言われつつも嬉しく一緒に行動。

 でも一瞬で離れていってしまう・・・(悲)。

 しかもお前、
俺から離れて別の男と会うとはどーゆーこっちゃー!!、と文句を言いに行くもあしらわれてしまうし。

 チクショー、こっちだって浮気してやるーっ!! というコトでキーファ王子に会いに行く。

 城に行くと王様が、十八にもなる息子・キーファのことで愚痴を言ってくる。
もうほっとけよ、十八だぞ十八!!、とつっこみたいけど まぁ一応王様なのでおとなしくしてやる。

 「ちゃんとワシの目を見ろ!」と 言われたけど見ないでいたら怒られた。

 やけに息子を心配している王様・・・そんなに素行が悪いんでしょーか。
ちょっとキーファ王子が気になるけど、ここでは会えない。

 なんと自分に会いに城を出たと聞いてしまったものだから、慌てて家に戻る。くー、多いよなスレ違い。

 マリベルはほっといていいんか?、と思ったけど、オルカだかなんだかいう男に送られて先に帰ったそうな。
 キーっ、ムカつくーっ!!。



 王子は、ふたりだけの『ナイショの場所』にいると伝言をもらい、さっそくその場へ。
 なんか 足を踏み入れてはいけない遺跡らしい。

 ――― そんな人気のないとこでいつも会ってたんかい!!。

 そりゃ マリベルもあやしむよふたりのカンケイ・・・と、くさったことを考えつつも約束の場所へ赴くと、ウワサの王子が待っててくれました。

 キーファ王子は、夢に向かって突き進む
熱血太陽男

 うーん いいなぁカワイイのう、スカートはいてるのが玉にキズだけどビジュアルもカワイーし・・・よし、今回のゲームのお気に入りは君だぁーっ!!!、と勝手に決める。
 大事な古文書をあっさり主人公に渡してくれるけど、仲間にはなってくれません。
 またも単独行動。単独はつまんないっスー。


 フシギな像の謎を解くぞ、といろいろ試行錯誤しているうちに、やっと謎が解けました。
 ごほうびとばかりに、ようやくキーファ王子が仲間になってくれます。

 城下町の人々にとっても、いろんな意味で王子様は有名人。
みんながキーファに声をかけるたび、彼の返してくれる反応が楽しくて、町じゅうを歩きます。


「俺は王子にはむいてないって分かってるさ」なんてボヤくのに、
「いや、誰にでも愛される君は、王子にとてもふさわしいよ。そんな君でずっといてくれ」

 とか言い返せたらいいんだけど、あいかわらず主人公はだんまりだ (しかしそんなセリフを言いそうな主人公ではナイ。漁師の息子だしな)。


 世界が狭い・・・つーか、城と港町のふたつしかない世界・・・なのでみんな知り合いのアットホームな雰囲気。同じくらいの年の友達っていうのも、限られてるんでしょう。

 しかし王子様と親友で、網元の娘と懇意とは、ちょっとスゴイぞ主人公!。



 夜中。
キーファが、主人公を迎えに夜這い(笑) しにきてくれます。

 そんなカンタンに抜け出せるのか?、城・・・。
ともあれふたり 手に手をとって(嘘)、また遺跡にレッツらゴー。

 モンダイの、あやしげな像の前。
「どんな困難も乗り越えてみせるさ!。な!」というキーファの言葉に、
「いやー・・・俺はちょっと・・・お前ひとりでやれば?」
 というような、やーな返答をすると、話が進まないので、きちんとうなずいて祈ります。
 すると、ふたりの祈りが届き、像近くの開かなかった扉がついに開く!!。

 さあ!冒険の始まりだ!!!


 ・・・・・というほどの感慨もなく、地下の遺跡内部に進んでいくふたり。


 いや、キーファ王子はけっこう感動しているようで、今までになく いろいろしゃべってくれます。
「ドキドキするなぁ」「嬉しくってたまらない」「早く先行こうぜ!」などなど。

 そんな上機嫌な王子の笑顔に、主人公もメロメロ、照れてヘラヘラしてるんだろうなぁvvv、なーんて微笑ましく思ってしまいます、が―――っていうか、さすが平和な国の生まれだね、こいつら。そんなあやしげな場所に行くのに、もうちょっと警戒しろっつーの、とつっこみも入れつつ。

 うーん・・・十八なわりに・・・幼いんじゃないのか?、王子・・・。
まあ、敵出ないんだけどね。



 しかし、いやービックリした。
 まさか、こんな序盤も序盤で
謎解きにひっかかるとは!。
マジでひっかかったんだからしょーがない。笑うヒトは笑ってくれ・・・。

 セーブもできないこの場面で、天秤からどーにも進めず、立ち尽くすこと一時間。
 イミシンなメッセージはあるものの、どう処理したらいいのか分からない。


 そんな時、

 あれ?、この会話システムって、謎解きのヒントとか教えてくれるのでは?、
と思いつき、キーファ王子にワラにもすがる想いで、

「おっ王子!、なんか分かんないっ?!。俺、進めなくなっちゃったんだけど・・・」
 尋ねると、


「うーん、楽しいな!、早く先行こうぜ!!」
「・・・だから進めないんだってばっ!!。カブトしか手に入れてないままじゃん。この天秤の先に扉あるんだけどどうすればいいんだと思う?」
「俺すごくワクワクしてるよ!」
「それはさっきも聞いたって!!。賢さ低いのは知ってるけど、ちったあ考えてくれよ!。なんでも俺に頼るなよな」
「・・・・・・・・・」
「だんまりかいっ!」
 みたいな状況に。

 会話システムは嬉しいんだけど、会話が尽きるとだまっちゃうのって、話しかけた方からすると悲しい・・・。

 マリベルがすぐに黙るのは、
「しつこくしないでよね、ウザイっ」と怒ったからだろう、と思ってたのに、王子にまでつれなくされると、謎も解けないイライラもあいまって、悲しい・・・。


「王子・・・さっきはゴメン・・・怒ってる?」
「・・・・・・・」
「あ!、城にさ、つくだ煮届けたんだけど!。食べてくれた?」
「・・・・・・・」
「いいかげん機嫌直してよー」
「・・・・・・・」

 ってカンジだろうか。とにかくあの「・・・・・」は悲しいよ。
なぜ主人公に『怒る』『言い返す』『襲う』(←?)ってコマンドがないのか、くやしい・・・。

 というわけで序盤から止まってやんのー!、な伊田でした。
これから再プレイしますー。

01 4 7

神殿〜ウッドパルナ


 なんとか、止まっていた部分をクリアして ようやく遺跡脱出。

 言いたかないけどさー、ここの謎解きが一番難しかったぞ?。
序盤からつまずかせるなよ!!。頭カタイからイカダに乗れば取りに行けるとか思いつかねんだよ!!(逆ギレ)・・・・・・・・・・・いや、ひっかかる私がアホなんだが・・・。

 とにかく感無量のキモチで、遺跡を抜けてあやしげな神殿にやってきた主人公とキーファ王子。
 あやしげな石版をいくつか見つけたけれど、どうもそれだけじゃ足りないようだ、と立ち往生。仕方ない、そろそろ戻ろう、という運びになる。


 王子と別れて帰宅。
すると、遠洋漁業に出ていた父親が、留守の間に帰ってきていた。しかも、探していた石版のひとつを持って。
 なんと、漁の網にひっかかっていたとのこと。

なんだそりゃあ。

 あまりのご都合主義な展開も、「まあこれも運命ってヤツだろう」 と むりやり自分を納得させ、石版発見に一番喜んでくれるであろう人のもとへダッシュ。

 どうでもいいんですが、こいつは学校とか仕事とかなんにもないんか?!。
いつもこんな生活態度だとしたら、ちょっとモンダイありな気もする・・・。うらやましいけどね。

 で、グランエスタードの城ヘ。
つかんだ手がかりに案の定、喜んでくれるキーファ王子。

 いつもは息子がフラフラするのをしかりつける王様も、この日はなぜか上機嫌のご様子。
 なんと、大漁のおかげで魚料理が食べられるからだという。

王様は、
魚一番・キーファが二番らしい。

 キーファの妹である、王女サマのリーサはもう
どうでもいいようだ。

 どんな王様だ。



 ともあれ、ガミガミ説教されることもなく、キーファとふたり 石版を持ってまた遺跡に向かう。

 ここで、待ち伏せしていたマリベルが仲間に。
面白いこと隠してんじゃないぞ、というワケだ。今まで何度誘っても、「さえないカオー」とか俺のこと小ばかにしてやがったクセに!!、とは言えず、素直に了承。
 三人で行くこととなる。

 神殿にたくさん置いてある額縁のひとつに、集めた石版をはめこむ(ホントにたくさんあるんだけど・・・こんなに多くの場所冒険するのか?・・・ちょっとゲッソリ)。
 カケラどうしすきまなく、ひとつの絵が完成すると、突然光があふれて、三人は謎の場所へ飛ばされてしまった。


 つーか。今まで、像にヘンな仕掛けがあったり、遺跡でもいろんなフシギ体験してるんだから、もうちょっと警戒しろよおまえら!!。
 石版を完成させたら、なにかが起こるなんて分かりそうなもんだろう・・・。

 相変わらずどこかのんびりした面々は、神殿から突如深い森に来てしまったというのにノンキに口ゲンカしたりしている。
 キーファを
『バカ王子』と断言したマリベルがここでのポイント。



 おまけに、ホラー映画では「あ、こいつ死ぬな」と観客に予測させる、『あたしは先行く!』の単独行動をマリベルがしだす始末。

 慌てて追いかけるも、やっぱり彼女はモンスターに襲われていたのだった。
ゲーム開始からすでに数時間、ここではじめての戦闘となる。

 ・・・・・・・・・・やはり相手はスライムなんだな・・・。



 戦闘中もおしゃべりできるのは楽しいね。
セリフいろいろあって、つい聞き込んでいると敵に攻撃されちゃうけど。
 わりと好意的なセリフの王子と、イヤミばっかの網元の娘。
どっちもいい味のセリフを寄越してくれます。

 私的に、
「言いたかないけど、アンタの攻撃全然効いてないみたいよ?」 (By.マリベル)
が一番好きですな。

 とにかく、一同は知らない大陸に来てしまったらしいと判明。
しかもようやくたどりついた村・ウッドパルナは、女性が魔物にさらわれて荒廃してしまったというお約束の状態。

 なんやかんや知らないうちに人助けするハメになる三人。
うーん、ようやくRPGやってるってカンジになってきましたねー。
 今回はけっこう謎解きに力入れてるみたいで、いたるところにチョロチョロクイズが転がってるのが目につきますが。



 しかし恐ろしいのは、戦闘シーン。
武器も防具もない、
普段着の素手で、グロテスクなバケモノと戦う少年少女。


 あっぱれだよ・・・・・。


 普通の感覚だと、「なにコレーっ!!さわりたくないーっ!」なモンスターを殴りつけてるんだもんなあ・・・。
 しかも、敵の攻撃に、
顔中ナメまわすとかあるんだよ?。
 効くと、すくんじゃって動けなくなるんだけど、けっこう「マリベルには効かない!」とかいって耐えてくれたりするもんだから、脱帽だ。
 すくむ方が普通の反応だぞお嬢さん・・・。



 ケガを治すといわれる宝石を捜したり、村の女性をさらった連中を倒したりとイベントをこなすと(もちろん素手のままだ・・・)、ようやく自分たちの住む大陸に帰れます。


船出〜エンゴウ


 はたして、彼らはどのくらいの期間行方不明になっていたんだろう・・・。
主人公はともかくキーファなんか王子だぞ?。一大事もいいところだ、怒られるのかなー、とか思いつつ家に帰ると、周囲はそれどころじゃない様子。

 なんと、今まで彼らの暮らす大陸のほかは世界は海ばかりだったのに、突然新大陸が出現したという。

 おおスゲーなそりゃあ。

 さっそく調査に行くぞ!!、と仲間達と合流。
なんとこいつら船持ってるんだから大したモンである。
 廃船をシロートが修理した・・・と、ちょっと危ない雰囲気ただよう船に乗り、新大陸へ。
 船旅に浮かれるキーファとマリベルがかわいいんだな。


 たどりついた新大陸は、三人にとっては既に知っている場所だった。
つい先日まで、彼らがいきなり飛ばされて、ついでに冒険かましてきたあの大陸である。

 ウッドパルナの村にさっそく行ってみる。
確かにあの村なのだが・・・微妙に話が合わない。どうも、彼らが飛ばされたのは、『過去』だったと ここでおぼろげに判明する。

 そんなバカな? ってカンジだが、『石版集めるとワープ』なんて現実離れした状況のため、そんなこともあるかな、くらいのものだ。


 ここでは特にトラブルが起こることもなく、いくつか石版を集めて、また遺跡に向かう。
 さらに一枚の絵が完成し、三人はまた見知らぬ地に飛ばされた。


 ってことで今回到着したのがエンゴウの町。
火山を神聖視して、火の神を祭る町である。

 ついたのはいいけど、また厄介ごとの気配。
どうも、火山が爆発するような気がしてしょーがない一行。
 予言者を名乗るバーサンも同じことを言う。
しかし町人は誰も信じてくれない。うーん、ヤバイ雰囲気だぞ、と。


 予言者バーサンは言う。
「この町を救ってくれないか?」
「・・・・・・」
 私はこんな場合、最初は否定的な返答をすることにしているので、なんとなく、
「やだよ。俺には関係ねぇもん」 と 答えてしまった。

 大体は何度も何度もお願いされて、最後にしぶしぶ引き受けて話が進むものなのに、ここではなぜかバーサンはあっさりと
「・・・・・そうか」
―― 引き下がってしまう。

おい!。
もっと粘れよ!。と再度話しかけても もう答えてくれない。
 まいったなー・・・。

「なぁ、王子、マリベルー。俺ひょっとしてマズイ事言っちゃったかな?」
 仲間に尋ねると、
「・・・・・・・・・あんたってサイテー」
「俺おまえのことみそこなった!」
 と、ひっじょーに冷たいお言葉が・・・。


 悲しいので、ついリセットして選択し直しちゃったよ・・・。トホホ・・・(多分そのままでも話は進んだと思うけどねー。嫌われたくないんだぁーっ。俺はこんなにふたりを愛しているのにぃぃぃ)。



 結局、この村も助けることにしてやる。
時間制限イベントだったり、ちょっと珍しい雰囲気ありでなかなか楽しかったこのイベント。

 謎解きとかより よほどやってて爽快だ(←こーゆーコト言うヤツがなんでドラクエやるんだよ・・・)。
 ともあれ、火山噴火もふせぎ、多くの人命を救った彼らへの報酬が、一夜の酒池肉林というのはちょーっと安い気もしたけど、まあコドモだししょーがない。
 ここでも石版を仕入れて、また帰る三人。

 なんか、出稼ぎやってるよーだ・・・。       (4月8日)


ダイアラック〜オルフィー〜フォーリッシュ


 相も変わらず、『石版みつけては過去の地方に。そこの厄介ごとを解決する』パターンの旅を続ける一行。

 うーん・・・そんな『大志のない正義の味方』で死にそうな目にあったりの戦いの連続の日々でいいんだろうか・・・。
 私ならゴメンだな(笑)。


 村中の人が石にされている村やら、村中 動物だらけの村やら、この世界の過去には
まともな村はないんか!!、と言いたくなるありさまだが、しぶしぶ解決していってやる。

 にしても、こんな通りすがりの旅人・・・しかも年端もいかない子供たちに運命を託す大人たちもどんなもんだろう。とか、いまさらなことを考えてみたり。



 ここでようやく、仲間がひとり増える。
『伝説の白い狼』という、なんかガンダムとかに出てきそうな異名の狼少年・ガボくん。

「ガァァゥー」
「ガウゥー」

 おいおい、こんな奇声ばっかあげてるヤツやだなぁー、とか思ってたら、すぐに言葉をしゃべれるようになってくれたのでひと安心。
 しかし、レベル1から?!!。もうちょっと育った状態で登場して欲しいモンです。


 そんなこんなで、次にやってきたのはフォーリッシュの町。
いまの所、ここのイベントが一番好きだったり。
 なんか、機械VS人間の構図って、ドラマがあっていいですねー。マト○ックスとか。

 そう、からくり兵の襲撃にさらされている土地だったのです。今までのイベントと比べて傭兵とか町陥落とか、ちょっと血なまぐさいカンジ?。
 まあ、それでもいつもの調子で(適当な表現・・・)、事件に貢献。
初めて給料という形で評価してもらえてちょっと満足(笑)。



 過去の厄介ごとを退けて、現代に戻ってからのイベントが良かったです。

 かつての恋人の名をつけた からくり・エリーと、学者ゼボットさんの恋の行方。

 うーん、せつないです。
既に こときれて久しい白骨死体に向かって、懸命に看病するエリー。
せっせつねー。

 でも結局、『ふたりはそっとしておこう』ってことで終わるんだけど・・・。
ゼボットさんの死体はそのままでいいのか・・・?。     (4月9日)


グリンフレーク〜ユバール

 次にやってきたのはグリンフレークという町。
またも 町人が石にされている。

 なんか、ずっと昔のドラクエでもこんなんあった気がするんだけど・・・あん時は眠ってたんだっけ?(←ウロ覚え)。

 それを解決すると、今度は男女の痴話ゲンカに巻き込まれてしまう面々。
 借金のカタに、望まない結婚が決まってしまった悲運の女性に対して、

「借金かぁ・・・生まれてこのかたには不自由したことないから俺にはなじみがないなあ・・・」

 と、ホントにさらりと口にしてらしたキーファさん。さすが王子だ。ちょいとムカつく(笑)。そんなに金があるんなら出してやれよ。

 よくよく考えるとこのパーティ、金持ちふたりもいるんだもんね。
ちまちまモンスター倒して有り金奪わんでも、家から出資してもらえないのだろうか・・・(なんとなく、『過去の世界は通貨が違うので現地調達しかないのでは?』と 解釈している私)。




 ともあれ、ちょいとどろどろした恋愛模様を振り切って、次の土地・ユバールへ赴く。
 しかしそこには衝撃の事実が待っていたのでした・・・・・・(泣)。


 ユバール地方は、雰囲気でいうとインディアン系?。
なんか、『部族ー!』ってカンジの一族と出会うパーティの面々。
 儀式やら神の復活やら、神器やら湖やら いろいろ言ってるけど 
もはやそんなんどーでもいい。
 一族の踊り子・ライラ嬢と次期国王・キーファ王子に、
醜聞発覚!!!。
 こっちのインパクトのがデカかったよ。


 ・・・ちゅーかなぁ・・・(苦笑)。
ここから先、このふたりが好き!! という方は飛ばしたほうがいいと思われますが。

 見てて
ちっとも 応援できんカップルだって!!!。

 キーファ王子は彼女に(ほぼ)ひとめ惚れして、仲間ほっぽっといて尽くしまくり。既に婚約者がいるんだけど彼女のほうもまんざらでなく、ふたりはどんどん親密に。

 頻繁に行き来してるから実感なくなるけど、この世界はキーファたちの時代から見るとかなり過去。時間軸が違う世界。
 それでも、キーファは彼女と一緒に、そばで守るために この時代にひとり残ると決断・・・。

 と、概要を書くとなんかうるわしい愛ってなモンなんですが。

 
どこにそんなに惚れたん?、としかつっこみようがないぞ?、あれじゃ。

 まあ、どうしても主人公視点だから、ほかのキャラの感情の細部まで描写できないのも、しょーがないっちゃそうなんだけど。
 私には、『旅先で出会ったカオが好みな女の子』、ぐらいの存在にしか思えず、人生を捧げるほどの怒涛の恋愛にはこれっぽっちも見えなかったですー。

 その理由のひとつは、ライラ嬢が全然魅力的じゃなかったこと。
いや、魅力うんぬんの前に、そこらの町人キャラと同じで、個性ゼロなのが気になる・・・。セリフも見せ場も少なかったし〜(ダンスのムービーはあったけど)。

 自分の意見を全く さし挟まず 儀式に素直に従ったり、婚約者に対してケジメのある反応をまるで見せなかったり。
 こいつどんな性格?ってのが全く見えなかったので、

『王子っていう立場捨てるほどの女?』

ってなっちゃったんですね。

 しかもキーファ王子、ただ『惚れました』ならいいものを、俺はこの時代に残るんだぁ、お前らとの冒険を抜けるんだぁ とか言い出す始末。

「何言ってやがる!!。
お前は俺(主人公)かマリベルの嫁にするために今まで手塩にかけてきたんだよ!!!
 それをポッと出の小娘にだまされてーっ!!。目ェ覚ませドアホっ」

 と、さんざん説得するも、王子は聞く耳持たず。
ったく・・・主人公はともかく、マリベルとくっついて欲しかったよ・・・。

 占い師のバーサンが、キーファを占った時、『出会いと別れ』とか不吉なこと言ってたから、ちょっと予想してたんだけど(笑)。

 仕方なく、キーファの新しい人生を認めてあげることとなる。

「・・・分かった。もう止めないよ、本気なんだな王子・・・」
「ああ。俺は自分の生き方を見つけたんだ。みんなにはすまないと思ってる」
「いいよ。無理強いは好きじゃない。思うように生きてくれ。ああそうだ、ひとつ言っておくけど」

「なんだ?」
「あんたら、
成田離婚するタイプのカップルだぜ。じゃあな!」

 ――― こんなやりとりがあったんでしょう。



 私の思う主人公の性格ってなんか歪んでる・・・・・(ゲーム冒頭で、鏡台に向かってテレ笑いをしたシーンを見た時は、「カワイーっvv」って思ってたのにな・・・。反抗的な選択肢ばっかしてるからか・・・)。

 ライラは主人公たちに何も言わず泣きながら謳っている(笑)。
なんか言ってくれ・・・。




 元の時代に帰ろうとする主人公たちを、キーファが見送ってくれる。
彼だけは、これからライラの一族とともに生きていくのだ。国も国民も家族も友人もすべて捨てて。
 うーん、最強の駆け落ちかも・・・。

 最後に、主人公に手紙を渡してくれたのは とても感動的で良かったんですが。

 ワープゾーンに消え行く 主人公に向かって、
持ってた道具を袋につめて投げ込むという行動は美しくないです王子・・・ひいたよかなり・・・。どんな別れだ・・・。

 まあ、持たせてちゃヤバイのとかあったりすると大変だから、装備品とか返してくれた方がいいんだろうけど。


 現代に戻ってから、手紙を開くと、ひとこと、

「お前に買ってもらった荷物返す!!」という内容のみ!!!。

 ムードのねぇヤツだな最後まで・・・。

 しかしサイフの管理は主人公がやってたんだね・・・。金持ちのわりに義理がたいな王子・・・。



 でもこの行動って、

「あなたとは別れるから。あなたにもらった指輪ももういらないわ」
―――って行動心理?(笑)。なんか手切れ金みたくて悲しい・・・。


 そんな悲しい別離を経て、パーティはここで主人公・マリベル・ガボの三人となってしまいます。
 戦力に不安のあるパーティだなオイ・・・。      (4月10日)
 

ダーマ〜クレージュ

 悲しい別離を経て、現代に戻ると、まずしなきゃならないのが・・・・やっぱり、王様への報告。

 彼の最愛の息子・キーファ王子の事情を、保護者である彼には知らせる必要がある―――のは重々分かるんだけど、ヤーな役目だよねぇ。
 でも仕方ない。

「教えてくれ!。キーファはなんでいないんだ?。一体何が・・・っ」
「王様・・・息子さんは・・・・・・・・・・・・・・・。身分の低い踊り子の娘に骨抜きにされまして。彼女と一緒に放浪する道を選びました」

「なんじゃそりゃーっ!!!!」

 ショックを受け、うちひしがれる王様と王女を尻目に、「役目は果たしたんで」と冷たく言い放ち、次の旅に。
 こう書くと冷たいヤツだわ主人公・・・。


 でも、王様はいいとして、王女サマのリーサちゃんはかわいそうだったな。
 あんなにお兄ちゃんコだったのに、その兄貴が突然いなくなっちゃうんだもんな。しかも帰る気ナシときたもんだ。

 うーん、キーファってホントに戻ってこないのかな?。
別に何度でもワープできるんだしさぁ・・・きちんと別れのアイサツに来るくらいできそうなモンだっつーの。親不孝なヤツ。



 ちょっとキーファにムカつきつつ、また新しい大陸へやってきた三人。

 そこにそびえるのはダーマ神殿・・・・・
ってコトは転職だな?!!、転職できるんだな?!!、早くさせろよ!!

 と、さっそくわき目もふらずに一番エラそーなヤツのもとへダッシュ。


「よっしゃあ! いつになったらできるのかとイライラしてたんだよ!!。
大体カジノだっていつでてくんだよ?。今回すべてがスローペースだぜ!!」

 とか思いつつ、転職させてもらおうとした途端、神官にだまされる一行。
転職どころか、能力を奪われてしまう。

 神殿は既に魔物にのっとられてしまっていたのだ。
なんじゃそりゃーっ!!。
「チクショウ、
今度ばかりは本気で手助けしちゃる!!」

 いつもの安い正義心と違い、今回は職がかかっているため、マジで事件解決に乗り出す主人公。
 同じく、騙されて能力を奪われた人々と力を合わせ、ダーマ神殿を取り戻すのに成功 !。


 この『ダーマ神殿編』は、けっこう大掛かりというか、長いイベントでしたね。
盛り上がりはそんななかったけど、『魂の剣』の設定は面白みがあってファンタジーっぽくていいと思いますし。

 ネリスとカシムとザジの三角関係とかはどーでもいいっちゃどーでもいいんだけど(笑)。



 しかしネリス強くない?・・・・・・・ホントに病気かお前・・・。

「姉さんは僕が守ってみせるよ!!。救ってみせる!!」なんて甲斐甲斐しくザジが言ってて、
「そうだな、俺たちも協力するから。俺はシスコンの味方だぜ!」
 なんてホンワカしてたのに、そのネリスに全滅くらわされたっつーの。魔物三匹を部下にしたがえ、大ぶりの剣を構えるネリス・・・・・。
 とても二人の男の庇護欲をそそる存在には見えんたくましさだ・・・。


 ともあれ正常に戻った神殿にて、転職可能!!。
やったとうとう・・・!、と感無量。

 大して悩まずに、主人公は武闘家 (マスターののち戦士)
           マリベルは僧侶 (マスターしたのち魔術師)
           ガボは船乗り (マスターしたあと盗賊)
 にしてみました。

 マリベルはこれによって、ただでさえ少ないHPがさらに少なくなり、ボス戦で死ぬ率ナンバーワンの座を、賢者になるまで守ることととなる・・・・・。




 さて!!。
職にもありついたところで、またも石版を集めて別の新大陸へ向かう。

 今度は砂漠ですか・・・ホントにいろんなトコいきますなあ・・・。
ここでは、まあフツーのイベントをこなしていく。あんまり印象に残ってないなあ・・・ありがちというか。
 イメージはやっぱエジプトなんだね。しかもナイル川→ナイラ川って・・・安直・・・。

 その次は世界樹がらみのイベントだったんですが、こっちも特にコメントなし。
 全体的にやっぱりチンタラ長いですねー。


リートルード〜ハーメリア

 パーティ三人も板についてきたこの頃。
野生児ガボのボケっぷりもカワイイし、令嬢マリベルはもちろん文句ナシにお気に入りなので、こんなのもいいか・・・・と思えてくる。

「(キーファ王子との)失恋の心の傷は、新たな恋にしか癒せないのかな・・・俺の心の傷を癒してくれるかい?・・・マリベル」
 とか口説けたらいいんだけど、しゃべれないんだよね主人公・・・。

 いや、どんな質問にも「ハイ」「イイエ」しか答えないヤツってのも、ある意味スゴイけどな (たまにこれじゃあ答えにくいようなことも質問されるよね・・・?。あれってどーなのよ)。



 リートルードという町に到着。
モンスターの気配はない、平和な・・・どころか、明日には橋の開通祝いのお祭りまである、明るいムード。

 お祭りかぁ・・・いいねぇ。明日はデートだなこりゃ!!。
ガボを食べ物でつってるスキに、
マリベルとふたりきりになってウッシッシ、とか企みつつ、明日にそなえて宿屋に泊まる。



 そして朝。

 よっし!!、祭りに出発だあ!、と勢いよくでかけるものの、まわりのみんなはシラッと、「祭りは明日だよ?」と言ってくる。

 しかも、昨日起こった出来事が、同じように再現されているのだ!。


 ――― これは・・・・・・・。


「昨日のことが今日も繰り返されてる・・・どういうことかしら?。時間がおかしくなってるの・・・?」
 聡いマリベルは、早くも異常事態に気付く。

 対して、ヤル気なさげにあいづちを打つ主人公。
「今までのパターンからいって魔物の仕業だろうなぁ・・・でも別にこれはこれでいいんじゃないの?。毎日階段から落ちて足をくじく痛みに耐えるのも。毎日デートをすっぽかされようと。誰も気付いてないんだし。頼まれてもねぇコト解決してやる義理もないぜ?」

 いいかげん人助けは飽きてきた・・・とマリベルとガボに言いたいが、ふたりはヤル気マンマンである。


 最初の頃はマリベルって、ヤル気なしですぐ家に帰りたいとか言ってたクセに、率先して人助けしてたキーファがいなくなったせいか、どんどん正義心が増してきた気がする(笑)。
 確かに、このメンバーだと彼女が指針を提示してくれないと何も動かないような連中ばっかだしね。(ガボは動かないというより事態を把握できないだろうし)

 「チッ、しょーがねぇなぁ・・・・」
 と、時間を狂わせていたモンスターをつきとめ、退治。
案の定、事件を解決しても誰も気付いてくれず、無償奉仕となった。

 ここで知り合いになった、『芸術家は変人で不遜』という世間の思惑どおりな建築家・バロックおじさんはいい味出しててスキです。意外に乙女なキャラだったと、あとで判明するしね。




 ひとつ冒険が終わると、また新たな冒険の旅に!!。
ってことで今度やってきたのはハーメリア地方。

 石版もだいぶ集まってきましたねーここまで来ると。ってもまだ序盤としか思えないレベルなんだけど・・・今回さぁ・・・レベル上がりにくくないか?。
 経験値低いというか。戦闘数こなすわりに。


 私はサクサクっとレベル上がってくのが好みなんだけどなあ・・・。
ついでに言うと、ダメージ量も多いほうが嬉しいな。FFシリーズの必殺技で、ダメージ9999の連続コンボなんかはもー大好き!!(笑)。爽快!!!。



 閑話休題。

 ともかく、たどりついた村では、旅の楽師のウワサばかり。一曲かきならすと去ってしまうミステリアスダンディーなご様子。

 吟遊詩人ですか!!、カッコいいですなぁ。
どんなヒトだろ。仲間になってくれるのかな?。
と、ドキドキ考えていると、
『おじーちゃん』という情報が入ってきて乙女の夢はしぼむ(でもこの後の、『神に封印された伝説の英雄』という言葉からの私の想像も見事に裏切られたんだよなぁ・・・・ちっ)。


 楽師はもういなくなってしまったらしい。
その夜、宿にとまると翌朝には村人が全員いなくなっている。


「お!?、こりゃハーメルンの笛吹きみたいだなあ!」
「なにノンキなこといってんのよ。村人全員失踪なんて、宇宙人でも襲来したんじゃないかしら」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そりゃねェだろ」


 気になるまま無人の町を出て、別の町に行くと、ここでも同じ現象が起こってしまう。
 どうも楽師が関係しているようだ。
その次の町では、ようやく楽師と出会うことができる。
 やはり失踪事件の犯人はこのジーサンらしい。

 人々を音楽で魅了し、どこかにワープさせているようだ。彼の演奏を聞いていなかった主人公たちにはその効果がない様子。またたく間に人々が連れ去られてしまう。

「どーだマリベル!。俺の説が正しかっただろ!!」
「威張ってる場合じゃないでしょ。助けなきゃ。後を追いましょ!」
「・・・・・なに似合いもしないヒューマニズム言ってんだよ。どーでもいいじゃんそんなの。邪魔者もいなくなったコトだし、俺たちもイイコトしようぜ?」

 とか言いたいが、やはりストーリーに沿わないと進まないので、仕方なくみんなを追う。
 しかし、なんで私こんなにイヤイヤイベントこなしてるんだろう・・・(笑)。

 旅の楽師がワープさせたところは、謎の塔。連れ去られた村人たちは、意外にもその塔の上で快適に過ごしていた。
 監禁とはほど遠いご様子。
むしろ、魔物と戦いつつ、命をかけて塔にやってきた主人公たちより よほどいい時間を過ごしていたようだ。

 一体、楽師はなんのためにこんなことをしたんだろう?。
ヤツはいいヤツなのか悪いヤツなのか?。

 その答えはすぐに分かった。
大地震のあと、海の水位があがり、大陸は見る間に水没してしまったのだ。
 彼らの住んでいた町も、村も。
あまりにも突然、人為的に。

「・・・・・・今回ばかりは、人助けしようとしなけりゃ俺たちまで海のモクズになるトコだったな・・・」
 ちょっと『因果応報』『自業自得』『情けは人のためならず』といったことわざが脳裏に浮かぶ主人公。
 ここらで改心して、立派に人助けを進んで申し出る性格に変わって欲しいものだ(ムリ)。


 塔の最上階。
ようやく出会えた旅の楽師から話を聞く。
 この地震による災害は、グラゴスとかいう悪い魔物だとかいう情報はおざなりに流しておいて、いだいていた疑惑判明!!に、驚く主人公。

 この老楽師は、
ユバールのジャンだったのだ。

 誰?。
ユバール族のジャンといえぱ、婚約者の踊り子ライラに惚れてたのに、
あっさりと突然あらわれたキーファ王子にかっさらわれ、泣く泣く一族を出ていった、あのジャンです!!!。

 ってことは、ふしぎな石版に導かれての過去への旅は、大陸によって、過去は過去でも時間差があるみたいですね。あんなに若かったジャンが老人になってるんだから。

 ジャンはエラそーに、
「ちょっと未来に起こることが分かるから、人々を避難させたのじゃ」
とか言っている。

「少し未来に起こることが分かるのに、まんまと恋人をとられちゃったワケ?」
 と つっこみたいけど、きっとソレは年取って得た能力なんだろう、と納得してあげる。

 いや、若い時にも未来視が出来てたんなら、あの場面でキーファとライラをふたりっきりにはさせないもんねぇ普通。


 ともあれ、水没してしまった大陸・・・なにが困ったって、解決しないと現代へ帰れないのが一番困ったよ!!。

 もう今の職業マスターしちゃってるので、戦っても熟練度が入らない!。
 なら闘いたくない!。
もったいない!!!。

 という、ワケのわからん貧乏思考によって、敵から逃げまくって海底遺跡をクリアする。
 マジで、ボス戦以外やってません。しのびあしを繰り返しつつ敵の出現率を下げ、いくら回りこまれまくっても逃げてばかり。


「ねえ、熟練度入んなくても、経験値になるんだからいいんじゃないの?」
 とマリベルがあきれ顔で尋ねてきても、

「イヤだ!!。俺はムダは認めん!!。『ペルソナ』でランク8のペルソナ使うのも、『ファイアーエンブレム』でレベル上がったのにクラスチェンジしないのも (しないほうがいい場合もあるけどね)、『スーパーロボット大戦』で、意味のない強化パーツつけることも、『バイオハザード』で敵しかいない部屋に入ってムダ弾撃つことも、『ときメモ』等のギャルゲーで、おとす気もない女の機嫌をとることもだっ!!!!」
「そ・・・そう、分かったわ・・・・・・」


 こんな調子で(苦笑)、遺跡クリア!。
現代に戻ると、ついに、魔法のじゅうたんが手に入るぞ!!、ということでさっそく現代にもどる。
             (4月14日)


神の兵のほこら〜ルーメン


 よーやく手に入れました『魔法のじゅうたん』!!。
今回の旅は、船は無条件にもらえたけど、じゅうたんまでが長かったですね。
 最初なんてニセモノつかまされたもんな(笑)。

 しかし、魔法のじゅうたんの所有者・ニコラは、なんかもー気概のないおぼっちゃんぶりがいいですねぇ。
 私がニコラだったら、ずっと自分をだましてたメイドをクビにするけどね。
「恥かかせやがって!!、許さん!!」 とか言って。

 まあ、苦労の末にゲットした じゅうたんに乗り、さっそく 『神の兵のほこら』へ向かう。
 なんかもう、『じゅうたん手に入れたらおいでね!!』ってカンジの地形に建てられた建物ですね !!。ああ行くともさ !!。


 ここでは、「神と魔王の戦いの中、神によって封印された伝説の英雄」の話と、その復活方法についての情報を入手。
 なんやら、ふしぎな玉石をこの世で一番高い場所でかかげるとよみがえるらしい。・・・・・ウサンくさい復活方法だな・・・。


「・・・・・・・伝説の勇者・・・決戦の前に、勝てないと察知した神によって、後世のために封印された勇者・・・」
「?。なにブツブツ言ってんの?」

「ふっふっふ。キーファ王子が抜けて以来、華やかさに欠けるパーティだったが、ここでよーやく真打ち登場ってワケだな?!!。よっしゃ!!、ここは
キーファ以上の美形キャラをお願いするぜ!!!」

 いきなりバーニングな主人公に、かなりひいているマリベル嬢。


「・・・・あんまり過度な期待はよしたほうがいいんじゃない?。いるのよねー、そのテのキャッチフレーズに踊らされるオバカさんって」
「期待すんなってほうがムリだろーが!!。『伝説の英雄』っていやぁ、ヒーローだぜ!!!。ドラクエでは主役だぜ!?。俺的には『4』の勇者が(男女ともに)一番好みだけどな!!。よっし!!、復活させたる!!。伝説の玉とやらを探しに行くぜ!!!」

 『伝説の英雄』を復活させる・・・。

 復活した英雄は俺に感謝の意を示してくれるだろう・・・そこをすかさずパーティに誘い!!。
 あわよくば・・・うっしっし。

 とかアホなことを考えつつ、玉石を探しに進む。
ヘンな石といえば、主人公の叔父―――アホンダラが名前の由来と思われるホンダラが持ってたなあ・・・と、かーなーり過去の記憶を呼び起こし、ホンダラ宅にどなりこむが、既に売却してしまったとのこと。

 「ったく、このクソ野郎!!」、とホンダラにバギマをかました後、ひと足先に石を買った好事家であり、世界一の金持ちサン、ブルジオ氏に会いに行く。


 ブルジオ氏本宅にて。
「伝説の英雄かあ・・・美形なんだろーなぁ・・・vv」
 事情を説明し、勇者復活のため石を貸して欲しい旨伝えると、ブルジオ氏はうっとり。

「お?、さすが旦那、いいトコついてきますねえ・・・俺もそう思うんスよ!!!」
 最大の理解者の出現に、話に華が咲く。

「やっぱアレだろ?。神サマすらひいきしちゃうくらいだもんなぁ・・・」
「そーっスよ!!。神童ってヤツっス!!。呪文も剣の腕も超一級で、強いんだけどちょっと世間知らずで、現代のコトにうとい 天然はいったキャラ希望っスね俺は!!!」
「男派?、女派?」
「うーん、どっちでもいいけど話のカンジからすると男っぽいっスねぇ・・・。女の子だと俺をめぐってマリベルがヤキモチやいちゃうしなぁ・・・・vv」

 ブルジオ氏と短時間のうちに結託。
彼も英雄の復活が見たいというので同行することになる。
 玉石も手に入ったし、世界一高い塔については・・・探すのに時間かかったけどなんとか目星もついたし、
いざ! 英雄の復活だ!!

 いつにないハイテンションで塔の敵を蹴散らし、最上階へ。




 共に戦ってくれる仲間を見つめ、想いにふける。

 マリベルはカワイイ・・・強がりで辛辣なトコも魅力的だ。ガボもアホだが明るくて、旅をしていて楽しい仲間だ。
 しかし・・・そろそろ
クールビューティ(笑) が俺の前に現れてもいい頃だろ?!。


 実に不謹慎なことを内心考えつつ、表向きはマジメなカオで、最上階の階段の上にある 台座にたち、玉石をかかげる。
 突如、周囲はまばゆい光に包まれ 視界がなくなる。
その光線がよわまった頃・・・じょじょにヒトのシルエットが浮かび上がり・・・・・・・・・・。



なにぃぃぃぃぃっ?!!

 
 主人公はすくんで動けなくなった。


「お?。ここはどこじゃ?」
 ・・・・・・・この口調・・・・・。


「ハテわしは一体・・・」
 ・・・・・・・そして、このキャラグラフィック・・・・・・・。




ジーサンかい!!!!!。




 ガクウウウウウ、その場に崩れ落ちる主人公。
ブルジオ氏も同様に肩を落とす。

「ホーラごらんなさい」、と、冷笑したマリベルが、『伝説の英雄』メルビンに現状を分かりやすく教えてやっている。



 ショ・・・ショックだ・・・。

 こちらから口説くまでもなく、あっさり仲間になってくれたのは嬉しいのだが・・・ちょっとショック・・・・期待が大きすぎた・・・。

 まあ、いいキャラですぐ好きになるんだけどね。
しかし・・・封印されてた間にちょっとずつトシもとっちゃったんでしょーか。
それとも封印された時点であのトシだったのか?。
 それが気になる・・・・。


 が、一緒にイベントをこなしていくうちに垣間見えるオヤジくささから、
「あ、こいつ もともと こーだったのか・・・」
と納得。


 かくして、よーやく四人パーティとなりました!!。
(勝手な)期待が裏切られた やるせなさから、メルビンはのっけから
『笑わせ師』に転職!!。



「ふっふっふっ・・・英雄サンよぉ・・・・いや、元英雄か。アンタ、今ナニやってんだ?」
「・・・・・・・『笑わせ師』でござる」
「はぁーっはっはぁ!!!。落ちぶれたモンだな!!、ああ?!」
―――――ってカンジだろうか(ひどっ)。どんな主人公だよ・・・。


 いや、後で『スーパースター』にするつもりなんですよ!!!。マジで!!。
だって英雄なんだからさあ・・・スターだろ職業は!!(単純な・・・)。



 メルビンを加えて 初の冒険の地はプロビナという町。
ここでは、いつもの『魔物VS人間』という構図から一転し、人間同士の戦争が起こりそうな気配。
 なんでも、魔物をよせつけない霊験あらたかな女神像の奪い合いが泥仕合となっているらしい。

 血気はやった若者が、いさかいのもとの女神像を壊してしまう。
すると、結界がなくなり町がモンスターの群れが襲来。人間同士のいさかいも、すべて魔物のたくらみだったと判明。

 ほかにも、力を欲した王子様が禁断の術をよみがえらせて魔物化しちゃったり。
 やみのドラゴンとか、あやしげなヤツ倒して町を救ったり。


 なんか今回はいろいろイベントが多いせいか、魔物も多彩な方法で戦略を練ってるのが面白いですね。まあ手を変え品を変え・・・結局は人間をつぶしたいワケなんだけど、「けっこう頭いいじゃん!!」なヤツもいるんですねやっぱ。

 まぁそれにしたって
中だるみなんだけどねぇー(笑)。


 長すぎ。
長いよ!、ホント!。

 まだディスク1だよ!!。レベルもよーやく20いったとこだよ!!。
こんなでいつ終わるんだぁーっ?!!!。 (4月18日)
  

マリベル離別〜ユバール族居留地


 魔王に封印された過去の土地を、かよわい住人にかわって、武力によって解放する。
 まさに
仕事人〜★な活動を続ける主人公一行。



 ある日、現代に戻ってみると、深刻な事態が発生。
パーティの紅一点、主人公いわく、「オレの嫁」・マリベル嬢の父親が病床に伏しているとのこと。
 慌てたマリベルは、主人公達をおいてダッシュで帰ってしまう。

「・・・・・・走るより、ルーラで行けばいいのにな・・・・・そんなに慌ててんのか・・・」

 いきなりマリベルに抜けられても困る。
と、主人公たちも後を追い、主人公とマリベル、共通の故郷である港町フィッシュベルへ。

 マリベルの父親のアミットさんは、なんの病気かはわかんないけど、主人公が診断するに、
「娘恋しさ病」らしい。

 『マリベルがいないと死んじゃうよーッ!!。そばにいてーっ!!』ってな病だ。
 うわー、
ヤーナ予感・・・・・・・。

 案の定、マリベルは父親についててあげなきゃ!!、とか言い出す始末。

「私のことが心配でストレスたまってた・・・というのもあると思うの。だから しばらくは ついててあげようと思うんだけど、いいわよね?」
「まぁな。未来の義父に嫌われんのも得策じゃねぇし、ムリについてこいとは言わないよ。頑張って看病してやれよな、マリベル」
「・・・・・・ありがと」

 ちょっとイイカンジの雰囲気になったふたり。
しかし主人公は内心、
(マリベルが心配ってなぁ・・・・・・
ムチぶんまわし、ヒャダルコ使いまくるコイツの何を心配するってんだ?)
 と、杞憂なアミット氏をコバカにしていた。

 というワケでここで序盤からの仲間、マリベルがパーティを離脱してしまう。
回復・補助を一手に引き受けてもらっていただけに、かなりの痛手。

 でも、キーファと違って マジで抜けたワケじゃないよな・・・・?、とちょっと不安になりつつも、先を進むことにする。


 が、回復アイテムの『祝福の杖』をマリベルにもたせていたため、一度リセットしてルーメンの最初からやり直しました・・・・・(泣)。

「『祝福の杖』返せよーっ!。ただでさえお前がいなくなったらMP不足が起こること必至なんだからさーっ!!」
「パパが心配だわ。たまにはアンタ見舞いに来なさいよ!!。ちゃんと私に報告もね」
「だーかーらっ!!。杖返せってばーっ!!」
「・・・・・・」
「黙るなーっ!!」

 止める間もなく急に抜けて、しかも所持アイテム返してくんないんだもん・・・まいった。

 でも逆に、これってまた戻ってきてくれるってコト・・・だよね?。
マリベル好きなんで、彼女までいなくなると、もはやドラクエをやるイミが・・・(そこまで言うか)。



 マリベルのことは仕方ない・・・とりあえず棚上げにして、久しぶりに会った主人公の父親から情報を得て、ユバール族を探しに行くことに。
 主人公・ガボ・メルビンの三人はちょっと暗くムサい雰囲気の道中となる。

「・・・女っ気がないってのは・・・・・つまんないな・・・」
「同感でござるな・・・」
しんみりする主人公とメルビン。なにも分かってない元・狼少年。



 そんなじゅうたんの上の一行が、林立するテントの群れに気付いたのは、空の旅に出て少したった頃だった。

「ユバール族か・・・」
 マリベルがいないこともあり、ちょっとテンション低い主人公。
その民族の名前から連想するのは、この長い旅のきっかけを作った王子の姿だ。
 過去の世界の中でユバールの踊り子と恋に落ち、その世界に残ったまま別れ別れになってしまった。

 うーん、話的には、そのうち再会のイベントでもあると思ってたんですが、ないままけっこうたつなぁ・・・。

 元気なかった城の王様や王女様も、なんか立ち直りかけてるし (ずっと悲しんでりゃいいのかっていうとそうじゃないけど、でも元気になって 日々過ごすうちに だんだん 心からその存在が薄くなっていくんだろうね・・・と 思うと ちょっと さびしいですね)。

 うーん、キーファ関連のイベントでもあるのかな?、少しワクワクしながらユバール族の居留地に到着。
 そこでは現在儀式の真っ最中。
 テントの外にいる人々に話しかけると、みんな
『アイラ』という踊り子のことばかり。

 なんか、今回のイベントの中心人物になりそう・・・と思っていると、ようやく彼女とご対面。
 が、アイサツもしないまま外に飛び出していってしまう。儀式も途中で投げ出してしまった様子。

 彼女は民族の儀式で、踊り子の役を務めているのだが、舞踊の伴奏である楽師が気に入らないらしい。
 ユバール族って、かなり昔っからずーっとそんなコト(神の復活とか。放浪生活とか)やってんだぁー、とちょっと過去の彼らを思い出し、なつかしさを感じる。
 ってか、アイラって、名前からして
ライラとキーファのコドモとかだったりしたらヤだなぁー、とかムダに悩んでいるうちに、

「私は伝説のトゥーラ弾きを探す旅にでるわ!」
と、言い出し、仲間になって ついてくるコトになった。



 ナルホド、マリベルがいない間は君が加わるワケか・・・。
背に大剣を背負った、あでやかな黒髪の美女の仲間入り。

 鼻の下のばしまくって大喜びのメルビンを冷ややかに睨み、主人公はため息。

 わざわざ別のキャラまで出てくるなんて、マリベル不在はかなり長いのかも・・・と思うとユウウツになる。



 そんな主人公を察したガボが、
「マリベルがいないと寂しいんだろ?」
と、ドンピシャな質問をぶつけてくる。
「・・・・・・・・・ま、ね」
 もちろん『はい』だ。

 そーすると、なぜかガボは、「ちぇ」って言うんだけど、ガボ・・・ひょっとして主人公かマリベルに気でもあるのか・・・・・?(笑)。 
(4月23日)


リファ族〜コスタール

 マリベルに代わって、新たに加わったアイラを連れ、また石版の旅に。

 って、アイラは本来 楽師を探してるんであって、
「なんで私が過去くんだりまで行かなきゃなんないの?」
って気分かもしんない・・・。

 探してる楽師って、多分ヨハンのことだと思うんだけどなぁー。
あいつどこの町にいたんだっけ?(←ウロ覚えだ・・・)。



 まぁ文句はいわせず、過去の魔王に封印された くらーい世界へ。
 リファ族の神殿・レブレサックの村・・・と、またお助け仕事人状態。

 ここで、以前でてきた神父さんのなくなった記憶の部分が判明。
魔物に姿を変えられ、恩知らずの村人に虐げられ・・・・・・結局ひとり、村を出て行く・・・。

 ていうか一言、
「神父さん・・・・・不幸な男・・・・・・」
 に尽きます。

 なんなのさアレは。
うーん、まさに殉教者。

 記憶喪失になった後も、決して幸せとはいえないと思うしー。
どーでもいいけど、登場回数多いわりに、「神父さん」って名前しかないとわ・・・。

 しかし女神像デカっ!!。
あんなの、満身創痍の男に持たせるモンじゃねぇ・・・・。


 
 石版を集めて、お次はコスタールへ。
ここもまた、やっぱり魔王の影ちらつく暗い雰囲気。いまさらエンゴウの村に行けとか、しちメンドくさいお使いをこなしつつ、封印を解いてあげる。

 城下町の人々からは、魔王に氷付けにされた海賊の話が聞ける。

「あ、そーいやあったなァ・・・メダル王の城探してフラついてた時に」
 思い出す主人公。
偶然みつけた、氷付けの大きな船。
 気にはなってたんだけど・・・海賊船だったのかー。

 マール・デ・ドラゴーンという海賊船と、キャプテン・シャークアイ。

・・・・・・カッコいいっ!!。

 これは期待大だなぁーっ!、ヨッシャ!!、いつか俺が氷を溶かしてみせるぅぅーっ!!、と心に誓う。

 シャークアイは海賊ーっ、っていうよりは豪胆な騎士ってカンジですね。
『妻のアニエスに子供がうんぬん』の辺りで思ったけど、主人公の父親らしーし(・・・・・そうですよね?←いや、全然ちがう)。

 行方不明になってしまったアニエス嬢は、なんと人魚になった・・・というのには驚きというかなんというか・・・・・・。

 数百年たたないと、船にかった呪いの氷は溶けない→ということは、自分が生きている間に夫のシャークアイには会えない→でも人魚になれば会える(人魚って寿命長いの?)。という思考段階らしい、が・・・。



 夫大好きなのは分かるけど、子供は・・・・・・?(笑)。



 アニエスさんのキャラがいまいちわかんないんですが、この人、海賊船にのって今まで何してたんでしょーね。夫と一緒になって魔物と闘ってたとは思えないし、食事とか作ってたんでしょーか。
                 (5月1日)

「氷付けかあ・・・つらそうだなあ・・・」(ガボ)
「フツーに考えたらいまさら氷溶かしてもダメそうだよな」(主人公)