トライデント・モスキート
#1
獄とシャマル
「シャマルの武器は蚊、だよな」
「・・・ああ、それがどーかしたか」
「俺、蚊キライ」
「・・・・・・・あ、そう」
「なんで蚊を選んだのか意味がわかんねェ。お前に治療してもらうとさ、後からあちこちかゆくて。蚊にさされたんだなーって思うとムカつく。こないだムヒ買ったし」
「まーキモチは分からんでもないけどなぁ。俺もいろいろ考えたんだけどな。でもハエとかゴキブリよりはいーだろ」
「なんで候補が害虫しかいないんだよ!!!」
いくらシャマルの武器でも蚊を好きにはなれない・・・。
そんな獄。
トライデント・モスキート
#2
獄と雲雀
〜VS黒曜中編〜
「これ、薬、シャマルから預かってきた。サクラクラ病の特効薬だ」
「・・・・・・・あの保健医が君に?」
「ほらよ」
「・・・・もらうよ (これで借りが2個か。仕方ない)」
「なぁ、こんな時にする話じゃねぇけど・・・」
「なんの話?」
「蚊の話なんだけど・・・」
「ほんとに こんな時する話じゃないね・・・蚊が何」
「お前、シャマルにやられて病気にかかっただろ?。だからシャマルの蚊に刺されてるんだよな」
「(ムッ)・・・・・・・で?」
「お前、屋上から狙撃されてもアッサリ迎撃したって10代目から聞いたぜ。そんなお前でも蚊に刺されんのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・(そういえば) ・・・ふだんは刺されたことないけど」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「やっぱ特別製の蚊なのかな?」
「・・・・・・・その話はとりあえず後にしない?」
こんな仲のいい獄と雲雀はどうでしょう。
獄は治療後かゆがってたから、普通の蚊なんですかね。
トライデント・モスキート
#3
獄と山本とツナ
「獄寺、そこ、首んとこ赤くなってる」
「んぁ?、ああ、シャマルのだ」
「シャマル?、あの保健のオッサンか?。あいつにされたの?」
「そーだよ、昨日夜アイツんとこ行ったから。っち、こんな目立つとこつけんなっつったのに。あいつこっちが意識ないときに勝手に・・・恥ずかしーなもう。見んなよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「昨日獄寺くん熱があったからシャマルのとこ行って治療してもらったんだよホラあの人蚊を使って治療するからねだからその痕はほかのなんでもなく蚊に刺された痕だからね!!」
「10代目?、どうしたんですかそんな早口に・・・まあ、その通りスけど・・・」
「いや、山本が怖いから・・・」
おわり